【ロンドンの旅_vol.2】心のど真ん中は絶対に「やりたいからやってる」って想いがないと!(2019/09/06)
昨日は、レッスンをする会場(優美ロンドン)で打ち合わせをしてきました!
ロンドン3日目で、まだまだ時差ボケ状態。時間感覚はおろか、日付感覚もおかしいし、なによりお昼過ぎから夕方にかけてとてつもない眠気とオール明けみたいな気持ち悪さをさまよっていました。
今までの旅行の中で一番時差ボケがキツイかも・・・。(今日はもうだいぶ回復してきました!)
しかも、朝晩かなり冷え込むし、空気は乾燥しているし、気温の変化に身体が慣れず、すでにちょっとホームシック。
一人じゃなくて良かった。それが一番の救い!笑
一緒に来ているのは、8月からふんわり糀家の社員(サロンマネージャー)になった、彩穂(あやほ)さん。
実は、彼女には、以前私が使っていたアメブロで『ふんわり糀家サロンマネージャーブログ』を更新してもらうことにしました。(ロンドンに着いてからもう5記事も更新してくれてる!)
裏ブログってことで、私とは違った視点でブログを綴ってますので、皆さんぜひお気に入り登録してくださいねー!
さて、そんなわけで珍しく弱気な発言からスタートしましたが、昨日の打ち合わせで、レッスン自体が現実味を帯びてきて、ワクワクしてきました。
以前のブログで、サロンオーナーさんから言われたことにビビってしまった話、覚えてますか?(忘れた方はこちらのブログをどうぞ)
オーナーさんがシビアなアドバイスをくれた理由が、昨日お会いして色々話を聞いていくうちに、ようやく腑に落ちました。
①どんなに日本で売れっ子の先生でも、それがロンドンでウケるかどうかはわからない(日本とロンドンでは需要が違う)ということ
②自分の商品(レッスン)を受けたい!と思ってもらえるような魅せ方が出来ること(コピーライティング力)
③集客のためにやるべきことを人任せにせずに自分で努力出来る力(情熱とチャレンジ精神)
が必要だってこと。
①は、具体的な失敗談としてグルテンフリーの教室とかって日本では流行ってるけど、ロンドンでは当たり前すぎて流行らない(グルテンフリー自体が海外から来た文化だから)。
そういう意味では、例えば化学調味料フリーとか、白砂糖フリーとか、オーガニックとかってジャンルの料理(お菓子・パン)教室も、わざわざ日本から海外へ行ってレッスンを開こうとしても流行らないのかも。
その点、発酵調味料を手作りするっていうのは、そもそも日本の文化で、かと言って誰しもが当たり前に手作りしている訳ではないので、作ってみたい!学んでみたい!という需要がマッチしたみたい。
(グルテンフリーとかそういう分野が悪いとか、そういう意味で綴っているわけではないので、誤解しないでくださいね。。)
偶々私は、ロンドン在住の日本人の方の需要とマッチしたんだなぁというホッとした気づきがあっただけです。
なので、①は正直、自分の分野を突然変えたりは出来ないと思うので、誰をターゲットに商品(レッスン)を売りたいかで、活動エリアや展開(ビジョン)が変わるだろうなと感じました。
問題は②と③だと思ってね、これって海外でレッスンをしたい人だけじゃなく、もっと身近な問題として、これから料理教室をしたいと思っている全員に共通するポイントです。
今って、もういくらでもタダでSNSを使って宣伝も出来るじゃないですか。
②のコピーライティング力って結局はどれだけブログを書いてますか?ってことに通じてるんですよ。
普段から自分の思いやレッスンの内容を文章にする練習を積んでたら、自分のレッスンの魅力ってちゃんと言葉に出来るようになるんです。
発信を積み重ねていくことで、自分のやっていることに少しずつ自信が増していくから、説得力(ドヤ顔文章力)も高まる。
つまり、「私のレッスン、めちゃくちゃ魅力的でしょ?受けないなんて損!」とジャパネットたかた社長レベルで推せる。つまり③の情熱が凄い!
今って、モノも情報も溢れているから、情熱のある人(売っているものへの愛が強い人)から買いたいな!って時代だと思うんです。
モノの良し悪し以前に、人柄(共感)で選ばれる時代。
だから、私もロンドンレッスンの掲示板(レッスン情報)を書くときに、レッスンの内容は勿論のこと、私がどんな人間で、どんな情熱を持って活動しているのかを、ツラツラと綴りました。
当然、文章だけじゃ伝わらないから、プロフィール写真・インスタ・動画・HP、あらゆるものを駆使して、興味をもってもらう努力をしました。
毎日掲示板を更新することも欠かさないし、サロンのオーナーさんとも時差があるので、出来るだけタイムリーな返事を心がける。
そういうことって、当たり前じゃないのかな?と思うんですよ。だって、レッスンやりたいなら出来る努力はするよね?
そして、当然ながら人と人との関係だから、心遣いとか、努力とか、熱心さとか、ちゃんと相手には伝わっちゃうんだなって思いました。
待ってるだけじゃダメで、ちゃんと自分の思いや考えを言葉や文章で世の中に伝えないとね。
これからの料理教室って、時代の流れに沿ってSNSをうまく活用していくことが必要最低限の能力。木の根っこみたいなイメージ。
同時に自分の人間力も高めて(木の枝葉を広げていく)、その上で料理を教えられる力(花が咲く)って順番だと思うんですよ。
ロンドンサロンのオーナーさんと話をしていて、改めて自論が間違ってなかった!って確信しました。
それと、オーナーさんはテーブルコーディネートの資格を50歳になってから取得して、レッスンや食器・テーブルクロスなど販売のお仕事を始めたんですって。
別にその仕事をしなきゃ食っていけないわけではないんだけど、結局「自分がやりたいからやっている」んだって言ってました。
あー、それってど真ん中だな!!!って。
なんのためにやっているかって私も聞かれたら、本当に「やりたいからやっている」!
お金が欲しいとか、今の仕事を辞めたいからとか、家族との時間を増やしたいとか、人によってはそんな理由もあると思うけど、心のど真ん中は絶対に「やりたいからやっている」って想いがないと絶対に続かないし、②や③の楽しい努力が出来ない。
そこを取り違えて始めちゃうと苦しくなったり、うまくいかなくなる。
自分の今取り組んでいることやこれから取り組みたいことは、「やりたいからやっている」ことですか?それとも別の理由ですか?
ぜひ考えてみてください。
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