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2017年の軌跡(2017/12/31)

こんばんは。今日で2017年も最後だという実感があまりないです。

昨日の午後、スリランカから帰ってきたので季節的な感覚や時間的感覚も薄く、さらに言えば我が家にはテレビがないので年末っぽい番組やCMなんかも流れ無いので尚更です。


2017年は、30歳の節目の歳でもあり、この1年は全速力で駆け抜けたと言っても過言じゃないほど目まぐるしい変化を感じた1年でした。

自分でも信じられませんが、2016年の12月に初めてBasic講座がスタートしたので、今ではふんわり糀家の看板レッスンがまだ1年前には始まったばかりだったのです。

3月には現サロンへの引っ越しがあり、実質的にレッスンが本格化していく中で、婦人画報の「夢の料理教室Best18」の取材がありました。

6月かインストラクター養成講座1期が始まり、10月にはまるみ麹ツアーにこまるカフェのスタジオ収録、11月にはAdvance講座、12月にはテレビ東京「生きるを伝える」の取材、三芳菊酒造酒粕ツアーまで。

Basic講座はすでに卒業生が60名になりました。


今の私は、自分の1年後も予測不能。

でも、それでいいんだって思います。

ここまでの道のりは、「こんな風になったらいいな」と思っていたことが叶っていることも勿論あるのだけれど、思い描けるレベルを超えて現実になっていることの方が多いのです。

となると、もうあんまり先のことを考えるために時間を割かなくて良いんじゃないかと。

色々考えることよりも、この先はますます直感や閃きを大事にしようと思います。

この1年は直感力がとても研ぎ澄まされた年でもありました。

理屈や道理よりも、自分の心の声を大事にして、目の前に現れる現象は私に何かを伝えるために起こっているんだと信じて、自ら選択して人生の駒を進めてきたような感覚を覚えます。

人は、自分で自分の人生を選んでいるようで、本当はそうじゃないのかもと感じるのです。

自分の心の声以上に周りからの声、世間論、常識、道理などに縛られて、無意識的に選ばされているなと。

今まで私もそうであったし、今でもそうやって選択させられている一面も勿論あるけれど、でも今年は自分が初めて人生の駒を自ら動かせたと感じるんです。


ブログの中身にしても、自分は文章を書くことが好きで、思いを言葉にすることが得意なのだと気づくことができました。

アメブロのままだったら気づいて無いかもしれなく、公式ブログという自分だけの世界をダイレクトに表現できるツールを持ったことが大きかったです。

また、インストラクター養成講座をすることで、誰かをプロデュースし育てるということも自分は得意なのだとわかったし、まるみ麹ツアーなどの発酵ツアーの企画を経験して、イベントの企画運営も好きなことであり、やりがいを感じることだと気づけました。

「才能」という言葉をあえて使うと、3年前まで普通のOLで「普通の中の普通」「特技無し」と思っていた自分にこんなに様々な才能があるとは思わなかったのです。

料理の仕事を初めてからも、人と比べているうちは自分の才能が何かなんて考えたこともなかったし、「料理」が少し得意ならそれで良いと思っていました。

でも、ある時吹っ切れて、自分のことだけに集中するようになった。それもたぶんインストラクター養成講座が始まったあたりからだと思います。

彼女たちと向き合うのは、結局私自身と向き合う行為でもあり、自分と向き合うことで、初めて自分の長所が生きる術を見出し、輝かせることができたのです。

30歳で、やっとこうなった。人間的にはとっくに大人の30歳。

なのに、やっと自分で人生の選択ができるようになり、初めて自分の才能に気づき、輝かせることができるようになった。

成熟しているのに、未熟者。

世間的には大人なのに、まだまだ未知の自分の方が恐ろしく多く、そういう意味でも自分の未来をあれこれ悩む必要は本当にないのかなと思うのです。


一つだけ確実に言えるのは、大人になった私たちは、才能を見つけるのも育てるのも輝かせるのも、自分でやるしかないんだってこと。

私はこんな人間だとか、自分にはこれしかできないとか、他人と比較して自分を蔑むということは、自分の才能に気づくどころか、潰して穴掘って埋めてしまうこと。

そんなの勿体無い。

あなたは自分の何を知っているのか?

まだ知らない自分の一面がたくさん存在するとしたら?

2018年は、また新しい自分との出会いがあるに違いない。







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