9割がやらない。だから、一歩踏み出せたら勝ち(2020/12/22)
あっという間に2020年が終わろうとしていますね。
皆さんお元気ですか?ブログの更新がなかなか出来ていないのですが、私はあいかわらず日々奮闘しています。
先ほどテレビ出演のオファーがあり、幸先のいい2021年になる予感です。
さて、毎年10月になったと思うと、瞬く間に年末までワープした気分になるのは私だけではないはず。
時の流れというのは、必ずしも24時間ではないのかもと思います。
セミがうるさいくらいに鳴いていたと思えば、キンモクセイが香り、根菜類の美味しさを今年はどのように味わおうかと思案する。
歳を重ねるほどに、季節のうつろいの一瞬いっしゅんを五感で愛でられるようになってきた自分が、ちょっと嬉しくもあるのです。
基本を素通りしてはいけない理由
そんなセミの鳴く頃から始まったインストラクター養成講座5期は、いよいよ終盤にさしかかっています。
「伝わる写真」が撮れるようになることを目的として、課題に沿って撮影した料理写真をプロのフォトグラファー近藤奈央さんにフィードバックしてもらう【フードフォトレッスン】をやりました。
・自然体を撮るために、繰り返し読む。by:tasami(新潟)
・料理の写真をこれほど意識して撮ったのは初めて! by:林田さとみ(愛知)
じぶんで言うのもなんですが、講座内容にフードフォトレッスンまであるって凄く珍しいことです。
料理と写真は切ってもきれない関係ですが、今や写真の撮り方をYouTubeやネットの記事でタダで見れる時代なので、「お金を払って習おう!」というところまで本気で取り組む人って数少ないと感じます。
でも、私の経験上「微差が大差」であり「基本を素通りして、応用には行けない」のです。
じつは、私は結構自己流でやってきてしまい、教室を始めて2年ほど経ってからやっと「基本を習う」ことにしたんです。
当時を振り返ると、自己流でもまぁまぁな写真は撮れるのですが、自分が素敵と思う写真は撮れなくて。「ただなんとなくおしゃれ」のその先には行けませんでした。
そこで本を片っ端から読んでやれるような独学タイプではなく、餅は餅屋に聞くのがイチバン!ということで、やっと重い腰をあげてフードフォトレッスンを受けたのです。
あの頃はまだ、ユーチューバーという職業名も存在しなかったし、インスタも今ほど定番ではなかった。でも今は違いますよね。
ある種、写真や動画が物を言う時代になってしまいました。
(キレイでお洒落な写真が撮れればうまくいくという訳でもないですが)
だからこそ、基本を知る(そして身に付くまで続ける)ことが超重要だと思うので、インストラクター養成講座のカリキュラムに入れています。
9割がやらない。だから、一歩踏み出せたら勝ち
それと、今年からカリキュラムの中に「体験レッスンを開催する」ことが加わりました。
これを開催しなければ卒業することができません。
・あまりの手軽さにびっくり by:まごころキッチン(沖縄)
・改めて心に誓った事があります。by:marikokumi(岡山)
私は、インストラクター養成講座を受けた方に、受けっぱなしで満足してほしくないのです。
座学だけで終わらせてしまえば、私も受講生も気が楽でしょう。
そういう講座が世の中に溢れていますし、それが悪いとは思いません。
でも、学んだことを実際にやってみることでしか気づけないことがあるのです。
「最初の1歩」がどんなに大変で、壁が高く、9割の人がそこで立ち止まってしまうということを、知っているからこそ、カリキュラムの中に組み込みました。
もの凄い不安と、緊張と、終わった後の疲労感に心が折れそうになるかもしれません。
けれど、それを遥かに上回る達成感と高揚感は、人生で味わったことがないほどです。
だからもう一度「レッスンがやりたい」と思えたら、2歩目からは驚くほど軽やかに進んでいけるのです。
そして「最初の1歩」の経験は生涯忘れることなく、心のアルバムにしまわれます。
何かを成し得るためには、大きな1歩ではなく、小さな1歩の積み重ねなのですね。
インストラクター養成講座のカリキュラムには、小さな1歩がたっぷり詰まっていて、受講前と受講後では、全くの別人になると言ってもいいくらいです。
頭で覚えた知識は48時間で消えるけれど、身体で覚えた経験は一生モノ。
だから、ふんわり糀家のインストラクター養成講座は一生モノの講座なのです。
「一生モノの学びを得たい」
「料理を伝える仕事がしたい」
「自分と向き合い自信を持ちたい」
「来年こそは自分を変えたい」
と思う方は、ぜひ人生が変わる料理教室インストラクター養成講座へお越しください。
fin.