衝撃のはじまりで、涙(2020/05/16)
今年もインストラクター養成講座の受講生をいよいよ募集するのかー!ってなったら昔のことを思い出しました。
香川県に嫁いできたばかりの頃(↑くうねる丁稚してた頃)、私は10万円のメールコンサルを申し込んだんです。
2015年は、それこそ今ほどオンラインでの講座がなかったので、香川県にいながらコンサルを受けるってことが難しくて、高額なものに手を出す勇気もなく「10万円」で「メール」で受けられるいうのが絶妙だったので申し込みました。
正直、それをやってる方のことは殆どしらずに、でも料理関係のコンサルをされてる方って他に検索してもいなかった。
「これだー!」と思って意を決して申し込んで、基本メールでやりとりするんですが、月1×3回電話でのコンサルが受けれるんです。
それで、会ったこともない人だし、初回の電話だし、「コンサル」だから何か凄いアドバイスがもらえるとおもってドキドキしながら電話をしました。
私(以下、なつ)
「私、インナービューティーダイエット(以下、I)みたいな教室で、でもそこに自分らしさを取り入れてやりたいんです」
(インナービューティープランナーという資格をとったばかりだったので)
先生(以下、せん)
「だったらIさんに暖簾分けしてもらって同じ講座をやった方がいいですよ。コンサルの必要ありますか?」
(なつ)「でも私らしさを何か取り入れたいんです」
(せん)「私らしさって何ですか?
明らかに差別化できないんだったら本当に中途半端だし、すでに沢山の人が受講しているIさんの講座は売れるってことが折り込み済みですよね?
私らしさってのが明確じゃないなら、最初から料理教室をやって売上を出すって、あなたが思っているよりも大変ですけど、それでもやるんですか?」
(なつ)「・・・・・・(私、なぜこの人にコンサルをお願いしてしまったんだろうか)」
という衝撃のはじまりだったんです。笑
悔し泣きしたよね。。。笑
で、当時Iさんには、暖簾分けのような制度が存在しなかったんですよ。
だから、私はそれがやりたくてもやれなかった。だから「私らしい教室をやる」しかなかったんです。
めちゃくちゃ悔しくて落ち込んで、でも「絶対に料理教室で成功してやる!!!」とメラメラ心の炎を燃やしました。
結果的には、それで良かったわけです。
あの時は、「なぜこの人にコンサルをお願いしてしまったんだろうか」と本当に後悔したんですが、今となっては初っ端からそこまで強く言ってくれた気持ちがよくわかるんです。
料理教室って、趣味で出来るから、気楽に始める人が多いです。
趣味でも仕事でも、スタンスはその人次第と思いますが、コンサルを申し込んだ私は「仕事にしたい」人であるのは明らかで、その人に「中途半端な気持ちだったら、やめた方がいい」と先に言うのは正しいと思います。
無駄なことに時間とお金を費やす必要ってないですよね。メールコンサルの先生は、私にそのことを容赦なく叩き込んでくれました。
でも、あの時は、本気で落ち込んだ(笑)
そして今、私はインストラクター養成講座というものを開催しているわけで、メールコンサルの先生と大きく違うところは、価格です。
前回ブログには書きませんでしたが、インストラクター養成講座は、66万円(60万円+税)の受講料です。
決して気軽な金額ではありませんが、逆に価格だけを見て「高い」と思ってほしくないなと。
結局、私は10万円のメールコンサルだけでは全然足りなかったんですよね。(大切なこともたくさん教えてもらいましたけどね)
それから2年くらいしてから50万円のコンサルにも申し込みました。60万円の講座で発酵の知識を深めたし、他にも色々自己投資をしてきました。
それで、「昔の自分が欲しかった講座を作りたい」と思って、インストラクター養成講座が生まれました。
・インストラクター養成講座、誕生秘話
・救いたいのは、他の誰でもない昔の私
(この2つのブログは、養成講座にご興味ある方にはぜひ読んでもらいたい!)
そりゃあ凄く大変でした。ここまで来る中でふんわり糀家を辞めたいと思ったことも何度かあります。
メールコンサルの先生が言ってたことは本当でした。
「私らしさって何ですか?
明らかに差別化できないんだったら本当に中途半端だし、すでに沢山の人が受講しているIさんの講座は売れるってことが折り込み済みですよね?
私らしさってのが明確じゃないなら、最初から料理教室をやって売上を出すって、あなたが思っているよりも大変ですけど、それでもやるんですか?」
それでも、やって本当に良かったです。後悔は一切ありません。
今年も、インストラクター養成講座5期生として共に「幸せの循環を創る」方をお待ちしています。
fin
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