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【サンフランシスコの旅_vol.5】あなたの目的地は何処?(2017/09/01)

一昨日、カリフォルニアワインの産地ナパ・ソノマ地区に行ってきました。

今回はナパ・ソノマでの出来事についてレポートします。


ナパ・ソノマはサンフランシスコから北に向かって車で約40分。

通常は、サンフランシスコからツアーに乗って3〜4箇所ワイナリー巡りをするのですが、こだわりの強い私たちはツアーを選ばずに自力でオリジナルプランを作って実行しちゃいました。笑

行きたい場所にいけないし、値段は高いし、朝は早いし、バークレー発ではなくわざわざサンフランシスコに一旦出ないといけないし、美味しいものは食べられないし、ツアーって楽なんですけど、色々不都合が多いんですよね。

そこで私たちが選んだ手段は、レンタカーは流石に無理なので、電車と市バスを乗り継いで往路は約1時間半かけて行くこと。

着いたと言ってもワイナリーに直接着くわけもないので、そこからは人生初のuberにチャレンジしました。


uberを使ったことある方いますか?

もし、今後海外で使う可能性があるなら、日本にいるうちにアプリをインストールしておく事をオススメします。
(サンフランシスコに着いてからトライしてみたら、うまくインストール出来無くてかなり試行錯誤したのです。泣)

このシステムは本当に素晴らしい!

自分の現在地に迎えに来てくれて、行きたい場所まで連れてってくれるんです。
スマホとwifi環境があれば、(あとは事前登録時にカードが必要です)誰でも利用できます。

uberがあれば、個人旅行や個人ツアーはもっと便利に快適に、行きたい場所に安心して、いつでも行く事が出来ます。

もちろん日本国内でもuberは利用する事ができるので、公共交通機関の少ない場所に行った時には使えたらいいな。


そんな訳で私たちがまず向かったのはdomaine Carneros Wineryです。

貴族のお屋敷みたいな建物の目の前には一面のブドウ畑。

こちらはシャンパンが有名なワイナリーです。


白いパラソルの下でピクニックワインテイスティングが楽しめる人氣のスポットです。

私、ワインが飲めないのに、昔から何故かワイナリー巡りへの憧れがありました。

それは、グラス片手に美味しいものを食べながら美しい景色を眺め、氣の合う仲間とのんびり一時を過ごすというというこのシチュエーションに対しての憧れでした。

ぼんやりしていた大人の嗜みに対しての憧れが目の前で今叶ってる!
あぁ、やっぱり夢って叶うんですね。


友人はワインが大好きなので、シャンパンと赤ワインを4種類テイスティング。

テイスティングと言うと一口程度かと思いきやちゃんとグラスに波なみと注がれます。

アメリカって食事も飲み物も一人前のボリュームが多いけど、試食や試飲のボリュームも多いし、大盤振る舞いしている所が多いです。


私はノンアルコールのロゼをいただき、目の前に並んだチーズやサラミやオリーブをパクパクいただきました。

普段はチーズを二人ともあまり食べないのですが、サンフランシスコに着いてから毎日の様に色々なチーズを食べてます。

というのも日本と比べて圧倒的にチーズの種類が多いし、ファーマーズマーケットでも、スーパーでも、チーズが売ってます。

牛乳のチーズだけで無く、ヤギ(ゴート)のチーズもあるし、ブリー・ブルー・チェダー等その種類も硬さも様々です。

実は、チーズを食べるとニキビになりやすいって昔からずっと思い込んでたのですが、それは完全な思い込みだという事がわかりました。笑

さらに言えば、海外旅行に行くと日を追うごとに絶対に肌が荒れていく私が、今回は全く平気なんです!
日頃の発酵食パワーと、乳酸菌水と、肌断食のおかげで異常にゆらぎやすかった肌が劇的にタフになりました。

旅行先での肌の話はまた改めて詳しく書きたいと思ってます。


(話がちょっと逸れましたが)やっぱりワイン作りが盛んな地域だからこそ、チーズ・オリーブ・サラミ・クラッカーなどおつまみの種類も豊富で需要と供給があっているんだろうなと思います。

私、年々めっきりお酒に弱くなっていて、学生時代にはカシスオレンジをグラス3杯くらいは平氣だったのに、今やもう梅酒1杯でもだいぶ酔っ払えるし、ワインなんて1㎝くらいあればもう酔っ払っちゃうんです。

さすがにもう少し飲める様になりたいなぁとは思います。

料理が好きだからこそ、もう少し飲める様になって、お酒とおつまみのペアリングを楽しめるようになりたいものです。


uberを使わなかったら来れなかった場所。

初めての道、初めてのuber、行き方も時間もぼんやりとしかわからない。

いつだって『初めて』をする時は正直不安です。

私たちはこだわりが強くて、自分たちの行きたい場所が決まっていて、その目的を効率良く達成するために、困難な道を選んだ。(困難と言っても結果的には良い経験になったし、大満足の1日になったので、怖いめにあったとかいう意味ではありません。)

ほとんどの人が選ぶであろう行き先と日程がわかっていて、安心の旅。自分の行きたい場所でない所にも行くし、金額も少し高い。

一人では選ばなかったかもしれないけれど、二人だから勇気を持って選び、お互い知恵を絞って選ぶことが出来た。


これって少し、人生と似ている氣がします。

新しい事を始めるのは勇気もいるし、一人だと不安。

けれど、目指す目的地に既に歩み始めている人や共に歩む事になった人がいたら背中を押してもらえるのかもしれない。

目的地までたどり着くのに困難もある、かかる時間や道順も具体的にはわからない。けれど、目的地までの間に立ち寄る場所も含めて自分のやりたい事が100%叶う。

人数が増えれば目的地は異なる。みんなが好きそうな場所に立ち寄り、最終的にたどり着く目的地も自分の目指す場所とは少し違うかもしれない。道順と時間もわかっている。けれど、行きたくない場所にも行かねばならないし、多数派の意見が優先され、個人のやりたい事は全てが叶うことはない。

こんな風に考えると私たち二人はまさにナパへの道のりも人生も、前者になろうとしています。

日々の行動が習慣になり人生になると言うけれど、まさにその通りだと思うのです。

さらに言えば、自分の目指す目的地さえわからないという人も現実には多いのかもしれません。(昔の私が正にそうでした。)

そんな人は、想像するとワクワクするようなシチュエーション、自分が時間を忘れて没頭できること、寝ても冷めても体調が悪くても考えてしまうくらい好きなこと、などを書き出すのがオススメです。

自分の目的地が分かると、人生はキラキラ輝きだすのですから。


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