【イタリア料理留学_vol.29】リグーリア州チンクエ・テッレへ!(2018/07/08)
みなさん、大雨の影響は大丈夫でしょうか⁉︎
記録的な大雨ということで、日本各地で影響が出ているみたいですね。。。
早く晴れの日が戻ってきますように!
さて、私の方はいよいとヨーロッパ滞在も残り1週間になりました。
今、フランス・ストラスブールに来ているのですが、今日のブログは先週末に行ったチンクエ・テッレについて綴りますね。(もうあれから1週間経ったと思うと早いなぁ。)
チンクエ・テッレ(イタリア語: Cinque Terre)は、イタリア北西部のリグーリア海岸にある5つの村を指す。
険しい海岸に色とりどりの家屋が並ぶ文化的景観によって知られており、ポルトヴェーネレや小島群などと共にユネスコの世界遺産に登録されている。
「チンクエ・テッレ」は、イタリア語で「5つの土地」という意味を持ち、"5 Terre" と表記されることもある。
リグーリア州ラ・スペツィア市の西方に所在する、地中海(リグリア海)に面した次の5つの集落の総称である。
1.モンテロッソ・アル・マーレ (Monterosso al Mare) - 西北端
2.ヴェルナッツァ (Vernazza)
3.コルニリア (Corniglia)
4.マナローラ (Manarola)
5.リオマッジョーレ (Riomaggiore) - 東南端
(以上、wikipediaより)
チンクエ・テッレは、フィレンツェから日帰りできる観光地として近年日本でもツアーの中に組み込まれたりしているですが、それでもまだまだマイナー。
私がチンクエ・テッレの存在を知ったのも、ちろりん村でもらって来た新聞紙にクラブツーリズムの広告が載ってて、チンクエ・テッレがどーんと押されてたからでした。(これ、偶然とは思えない!)
そもそも、フィレンツェは山に囲まれた盆地(イタリアの京都と言われているのです)なので、料理はどうしても肉中心になってしまう。
でも、チンクエ・テッレのあるリグーリア州は海に面しているので、まさにシーフードパラダイスなのです!
3週間トスカーナ料理を食べ続けているので、シーフードが恋し過ぎて、観光以上に食べ物が楽しみだった私です。笑
さて、チンクエ・テッレへはフェリーに乗っていく方法と、電車で行く方法があり、私たちはガイドさんに連れられ、行きはフェリーに乗りました。
これがなんか、小豆島とか直島とか瀬戸内の島々に行くような気分で、やっぱ海を渡っていく行為自体がとてもワクワクするもんなんだなぁと感じました。
地元の人たちはチンクエ・テッレで海水浴をするらしく、私たちの隣のフェリーはぎゅうぎゅう詰めでみんな水着来てました。
さすが海の街ということで、プライベートクルーザーもいっぱいありました。
ミラノのお金持ちがセカンドハウスを持つエリアでもあるらしい。
元々アルマーニが所有していた黒い戦艦みたいなクルーザーも港に止まってて、大きなクルーザーだと出航するだけで300万円もかかるそうです。。
プライベートクルーザーとか凄いなぁ!!と思いつつ私がもしクルーザー持ってても、海で泳ぐの好きじゃないし(しょっぱい海水が無理)、焼けたくない、つまり使わない。
ってことで妄想を勝手に膨らまし、自分には必要ないわと情報処理をしました。笑
さて、チンクエ・テッレのあるリグーリア州はシーフードはもちろん、フォカッチャも有名!
そして、首都はジェノバという名前。そう!ジェノベーゼも有名なんです!
ガイドさんオススメのフォカッチャやさんで、シンプルなのを食べたんですが、ふかふかなパンというより揚げ焼きしたような食感。
塩加減が絶妙で、揚げ焼きっぽいけど少量食べるにはそんなにくどくないかんじ。(写真右端のを食べました)
確かに美味しい!でも日本のフォカッチャのイメージからするとかなり油っぽいかな。。。
写真のはかなり大きいですが、g単位で売ってくれるので好きなサイズだけ買えるのはありがたい。
チンクエ・テッレの5つの村の中で最も人気があるのが、ヴェルナッツァ (Vernazza)です。
ガイドさんが事前にお昼のお店を予約してくれていて、港の目の前で断崖絶壁の上にある絶景レストランにてごはんを食べました。
(ちなみに、私たちは今回通常の安いツアーではなく個人ツアーという形でガイドさんをお願いしました。通常の安いツアーだと現実問題美味しいレストランにはほぼ入れないんだそうですよ。。)
これがレストランの席からの眺め!ガイドさんがこのお店の常連さんということで、席もいい感じのところをお店の方が押さえてくれていました!
海が本当に綺麗で、うっとり。
こういう絶景席は個人ツアーだからこそなせる技!(ちなみに、このツアーはアーモイタリアというサイトで予約しました。ガイドさんも日本人女性の素敵な方で、フィレンツェやミラノに今後行くことがある方は、ぜひチンクエ・テッレにも足を伸ばしてみてください!)
小エビのマリネ
イワシのオイル漬けとマリネ(イワシも名産!)
ムール貝のワイン蒸し(この1ヶ月で5年分以上のムール貝を食べた気がする。笑)
定番のペスカトーレ!
イカスミを練りこんだタリアテッレ(これが一番日本人向きの味付け!最高!)
本場のジェノベーゼ!(本場のものは、私たちがイメージするバジルよりも葉が小さい品種のものを使用するため、緑というよりも綺麗な黄緑色になる。そのバジルを使わないものは本当の意味でのジェノベーゼペーストとは言えないんだって)
しかも、ジェノベーゼ専用パスタであるトロフィエはお店の手打ち生パスタ!
美味しい料理と絶景が揃えばもう最高!!
ちなみに、噂のJさん夫婦と一緒に行ったので、チンクエ・テッレワイン(この地方でしか飲めないレアもの)もいただき、ごはんもご馳走してもらいました!!!
アーモイタリアのチンクエ・テッレツアーに
申し込めばもれなくこのお店でランチが食べられるみたいなので、みなさんにも是非ぜひおすすめです!。
たぶん、お店の名前は『Belforte』だったと思います。。。
ヴェルナッツァ (Vernazza)という村の港のすぐ右手にあるから、絶対わかるはずです!(予約は必須みたいですが・・)
海で泳ぐのは好きじゃないけど、ここの海はそれはそれは綺麗なエメラルドグリーンで、泳いでる人たちが羨ましかった。笑
ということで、次回はドイツ・そしてストラスブールでのことを綴りますね!
ciao!
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