年を重ねるからこそ気づけることが増えると、これからの人生は益々楽しみになる。
2019年12月26日
ロンドンに行ってから、お茶を入れる楽しみが初めてわかるようになりました。
ちゃんとポットとカップを温めて、砂時計で3分測って、お茶を注ぐ。
今まではこの作業がとっても億劫に感じていました。
妹が元々紅茶好きで、ちゃんとカップを温めたりしている様子を見ては「すごいなぁ」と自分の適当っぷりに嫌気がさしたり。笑
でも、ロンドンでショートブレッドを3種類ほど買ってきて、それらを食べる時に『紅茶をちゃんと淹れてみよう』と初めて思ってやってみたら、やっぱりショートブレッドと紅茶の組み合わせって最高に美味しいんだ!って気づきました。
ショートブレッドの王道、カートライトバトラーはパッケージも可愛い!
お茶とおやつ(またはお酒と食事)にはちゃんとベストマッチの組み合わせがあって、和菓子には日本茶がやっぱり合うし、油っぽい食事のあとには台湾で買ってきた東方美人茶が合うし、ショートブレッドには紅茶が最高!
(ショートブレッドに東方美人を合わせたら、やっぱり違うんだよなぁ…と思えるようになった。)
頭では当然のように知識として知っていたのですが、全然体感が伴ってなくて、今頃になってやっと「ちゃんと淹れたお茶って美味しい!お菓子との組み合わせって大事!」と腑に落ちたんです。
それと、お茶を淹れる前にポットやカップを温めるのは「作業」と思ってたのに、砂時計を買ったら(これがまた海外らしい美しいデザインなんですよ。)「儀式」になりましたね。
美味しい時間を味わうために必要なことなんだなと。
こういうのを私は【大人の楽しみ】だと思っています。
大人になったなぁって感じることがこの1年結構ありまして。
淹れたての熱いお茶にホッとし、ほのぼのするって若い時には少ない気がするんです。
どちらかと言えばスタバの新作フラペチーノやパンケーキに生クリームどっさり!みたいなのにウキウキするはず。笑
例えば、パンをひとつ買うのも、昔はフルーツとクリームチーズがどっさり入ったパンとか具沢山なものをよく買ったけど、今はバケット・カンパーニュ・クロワッサンとかシンプルで小麦の味がしっかりするようなものが好きになりました。
手書きの手紙のぬくもりとか、ちょっとした心遣いに小さな感動を覚えたり。
あと、以前は自己啓発本やビジネス書ばかり読んでいて、小説に興味がなかったんです。
でも仕事とは全く関係のない小説の中から「生きる上でのヒント(結局仕事に関してのヒントに繋がる)」みたいなものに気づける喜びを知ることが楽しい!と感じるようになりました。
(今は、映画にもなった『マチネの終わりに』を読んでいて情景や感情表現の比喩がとても巧みで、会話ではあまり使わない表現が多いので読めない漢字も多くって。でも、それも含めて美しい日本語をもっと操れるようになりたいなぁ!なんて思ってみたり。笑)
大人になるって楽しいな!って思う自分がいます。
大人になる喜び、つまり年を重ねるからこそ気づけることが増えると、これからの人生は益々楽しみでしかありません。
2020年1月から始まるMaster講座の配信準備(1月分)がやっと終わりまして、納得のいく仕上がりになりました!
配信予定が1月10日だったのですが、1月7日にはお申し込みいただいた方に、お送りできそうです。
本当に時間がかかって大変なんですが、それでも新しいことにチャレンジする中で沢山の気づきが生まれ、結局のところ『超楽しい』と思える私です。笑
(動画を作る過程で、私、ラジオパーソナリティとかナレーションのお仕事とかもやってみたいな!!!って思うようになりました。)
お申し込みしてくださった方が『うわぁ!』って小さな感動をしてくれるような素敵なテキスト作りも進行中です。(テキストは3月中にお送りする予定です)
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