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SOS!「怒り」のエネルギー(2018/04/12)

東京レッスンから帰ってきて、エネルギー使いすぎてもぬけの殻になっていた私、やっと昨日から復活しました。

昼間はBasic講座の講義、そして夜はインストラクター3期のオンライン講義初日でした。


実は、昨日の朝まで身体が昔に戻ったみたいにだるくてしんどかった。

また私は昔みたいに頭と身体が不一致な状態になってしまうんじゃないか

入院してしまうんじゃないか

倒れてしまうんじゃないか

今倒れたら一体どうなってしまうの?

って悪いことばかり頭の中をグルグルしていた。

でも、昼間のレッスンが始まったらそのだるさがスーッと抜けていって、夜のオンライン講義にいたってはテンション高すぎて自分でも笑えるくらいのパフォーマンス力でした。笑

なんでだろうっていつも思う。

しんどくても生徒さまの前に立ってる時はとてもエネルギーに満ち溢れている。

どこからそんなエネルギーが湧き上がるの?って自分でも疑いたくなるくらいのパワーが私の身体に降ってくるんだ。


オンライン講義は、Skypeでみんなと繋ぎながら(カメラの高さ調整のために、箱やステンレス缶を利用するという古風な舞台裏側を公開。笑)録画もしていて、インストラクターメンバーはリアルタイムで講義を受講できなくても後日録画で勉強できるシステムなのです。

福岡、山口、静岡、三重、香川県でも牟礼、観音寺、宇多津、三木町などからも受講生が集ったので、こうしてオンラインで講義が受けられることは生徒さまにとってすごくメリットが大きいなって思います。

でもね、オンラインだと目と目を合わせて話せるわけじゃないから、会って話す以上に氣を使う。

そして、会って話す以上に大げさに大きい声で会話しないと伝わらない。

だから、昨日の私は料理教室講師というよりもホントにエンターテイナーだった。

自分がそんな風に振る舞えるだなんて昔は全然思ってなかったよ。

人前で話すことは嫌いじゃないけれど、自分の声が嫌いだったし、自分が動画を撮るなんてことをするとは到底思えなかった。

自分の感情をあらわにするなんてことも想定外。


で、実はここからが今回のブログの本題(え⁈まだ始まってなかったの⁈って感じでしょ。こっから長いです。笑)

実は私、東京に帰る数日前から首に出来物がありました。

それを、浅草で食事していた時に母に指摘されたの。

「首に痛そうなのが出来てて目立つね」って。

それがすごく嫌だった。

私、前から何度も言っているけれど肌のコンプレックスの塊なんですよ。

自分が一番辛いの。

自分が一番わかっているの。

それをわざわざ指摘されたことがすごく嫌だった。

さらに翌日、実家から表参道へ電車に乗って荷物を運ぶのも母に手伝ってもらったのですが、その時も「顎にも結構ボツボツ出来てる」って言われたんです。

もうね、腹わたが煮え繰り返るくらいの怒りが込み上げてきた。

私、昔っから全然「怒り」という感情が湧かないタイプなんです。

結婚してからやっと旦那さんに対して少しだけ「怒る」ってことが出来るようになってきた。

だから、人生において「怒り」の感情が非常に乏しかった。

怒りが良いことだと思ってなかったので、「怒り」はない方がよいと思っていた。

でも、指摘された電車の中でもう私の頭の中はどうにもコントロールすることができないくらいの「怒り」が込み上げてきた。

これは、母に対する怒りではなくて、言うことを聞かない自分の肌に対しての怒りだった。

こんなに私は努力しているのに、食べるものにも気をつかっているのに、人よりも健康的な食事をしているのに、どうしてニキビができてしまうの?っていうやり場のない不甲斐なさからくる「怒り」だ。

お腹の中からどんどん込み上げてくる「怒り」の感情を母にぶつけたら楽になると思って、口から出かかって、でも『今は電車の中だし、明日からレッスンだっていうのに、これから買い出しもあるのに、母親に怒っちゃいけない』って制御がかかった。

全てを飲み込んだ。

制御したあとも頭の中は負のエネルギーに満ちていて、ここ最近ずっと心地よいエネルギーに満ちていた私は自分の中にこんなにも負のエネルギーが湧くんだってことにもすごく驚いた。

電車の窓から見えるこの世界が全て灰色に見えた。

もうこの電車から今すぐ飛び降りて、高松に帰りたい。

レッスンも全て無くして、家の布団の中に閉じこもりたい。

って本気で思った。

そうしたら、その夜からおかしなことが起きた。

夜ごはんを食べた辺りから、なんだか顎周りがムズムズする。

翌日目覚めると、顎まわりのムズムズが悪化して、小さな出来物が口周りに広がっている。

『レッスンで初めて会う人に、こんな肌を見られたくない』っていう恐怖心が込み上げてきた。

そして、さらに翌日はもっと悪化し、顔全体に出来物が広がっていた。

東京レッスンに対する緊張感、または花粉が肌荒れの原因だと思ってた。

いや、違う・・・??

高松に帰ってきてからますます悪化。

顔から首にかけての肌がすべて炎症を起こしている。

昨日の昼のレッスンではマスクをさせてもらったのだけど、生徒さまにこの肌を見られるのが怖かった。

LINEライブやオンライン講義では見えないからって思って続けてた。

この肌の原因はなんだ?

食べ物?花粉?

整体の先生からは外的な要因ではなく、内側からの、胃腸の調子が悪いことが原因だって言われた。

でも、胃腸???

胃腸ってどういうこと?つまりストレスってこと?「内側からのもの」??

東京レッスンはストレスだったの?

いや違う、

私が、

正確に言うならば、私の身体の内側からのSOSは、今まで感じたことがないくらい溢れ出した「怒り」のエネルギーを一般論というなの「他人の目」を氣にして制御してしまったことが原因だ。

私はあの瞬間、人生で最も「怒り」の感情を味わいたかった。

なのに、自分に嘘をついた。

他人の気持ちを害さないために、自分の気持ちを犠牲にした。

だから、私の肌が代わりに「怒っている」んだ。

決して母を責めてるわけじゃない。

あの時、自分の氣持ちに素直になれなかった自分に「怒っている」。

どうしてあの時、『自分がその瞬間最大限にワクワクすること(=本音)を、出来る限り行動に移せなかったんだろう』と。

今までの人生で「喜怒哀楽」のうち「怒り」が全くなかった私。

「怒り」は決して悪い感情じゃないって、それを発散させることも必要だって、ある人が以前教えてくれた。

「喜怒哀楽」って言葉があるんだから、人間にとってはどの感情も必要なことなんだ。

だから、私は今回の一件は、神様が私に「怒り」の感情があってもいい、それを放出させてもいい、自分の気持ちにもっと素直になっていい、「喜怒哀楽」を表現してもいいって氣づかせてくれようとしている。


実は、LINEライブで「ケーキの実験」というのをずっとやっていた。

ケーキに対して私は「ケーキ=ニキビができる」という方程式が出来上がっていたから、本当にそうなの?って疑問に思ったから。

結果、あるお店のケーキを食べにいくことは、私にとってその場所が癒しの空間であり、幸せなひとときだからニキビの原因にはならないってことが判明した。

それと今回の件を合わせて考えた時、氣づいたことがある。

それは私は、ずっと長年食べ物が肌に影響していると思い込んでいて、何を食べれば綺麗な肌になるのか、何を食べたらニキビになるのかってことばかり考えていた。

でも、原因は違う。

例えば原因はケーキじゃなくて、『ケーキを食べたあとの罪悪感』だ。

例えば原因は花粉じゃなくて、『花粉の飛ぶ時期(年度末/年度始め)の仕事のストレス』だ。

例えば原因は胃腸の調子が悪いことじゃなくて、「胃腸に押し込めた「怒り」や「哀しみ」の感情』だ。

つまり、『負のエネルギーを身体に閉じ込めてしまうこと』が、私のニキビの原因だ。

それに氣づかせてもらうために、今回の事件が起こった。

甘酒を飲むと肌が綺麗になるって本当の話で、でもそれなのに、ふんわり糀家の代表である私が、生徒さまに今この状態の肌を見られたら、なんと思われるだろうか・・・そんなことばかり考えていたこの2日間。

でも違うんだ。

反対なんだ。

みんなに見てもらったほうがいいんだ。

知ってもらったほうがいいんだ。

私が本当は肌へのコンプレックスの塊だってことを。

みんなと同じで私も悩んでいるんだ。

輝いているように見えるかもしれない、すごい人だって思っている人もいるかもしれない、でも私もものすごく悩んでいた。

肌だけじゃない。

薬のせいでものすごく浮腫む、亡霊がついているかのようなだるさに襲われることもある、何もやる気が起きなくてしんどい時もある、怒りや悲しみが突然襲ってくることもある、自分に自信がなくなる時もある。

そんな私だから、みんなの悩みを解決したいと思った。

自分のように悩んでいる人を、救いたいと思った。

悩んでいたけれど、それを解決する糸口を見つけた。そして進み出した。

進んだらまた悩んで、また解決する糸口を見つけた。その繰り返しだ。

今回の氣づきも、自分の中に溜め込まず、放出しよう。

まずはぜひ2、3枚目の写真をよーく見て欲しい。

光の辺り具合でわかりづらいと思うけれど、顔から首にかけて赤くボツボツと炎症している。

これが今の私です。

「怒り」の感情を押し込めてしまった、肌がSOSと言っている私です。

今週末のBasic講座も、このままかもしれませんが、ご容赦下さいませ。

こんな私ですが、私は自分のことをまた一つ好きになれたような気がするのです。












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