Master講座中止のお知らせ。心がNoと言い続ける(2019/01/21)
なんか最近イベントのレポートや、レッスンの告知ばっかり・・・。
ポルトガル・モロッコのことも書いているけれど、今現在の私のことを全然綴っていないなぁと気づきました。
タイトルの件、年始から「いつご縁募集があるのだろう?」と気にしてくれていた方もいると思うと心苦しい決断ですが、2・3月に開催予定だったMaster講座は中止にします。
そもそも、年末帰ってきてから、今に至るまで、体調がなかなか全快しない状態が続いています。
元気がないわけではないんです。今は、喉に若干の違和感を感じるくらいなんですが、この状態が長く続いてます。
Master講座を開催します!と秋頃宣言したものの、いざ年末旅行から帰ってきて毎日のように自分に聞くんです「そろそろご縁募集しなきゃかな?」と。
でも心の内の私が「No」と言い続けるんです。
何か明確な中止理由があるわけではないんですが、「今じゃない、あなた自身が楽しめない」と心の私はいつも言います。
でも、脳みその私は「やるって言ったし!待ってる生徒さんもいるし!」とささやくんです。
なんでこんなに脳みそと心の声が不一致なのかはさっぱりわかりません。
体調が全快しないことも少なからず影響があるのは思うのですが、、、、でも、『明確な理由』ってもんがないんです。
ただなんとなく「今じゃない、あなた自身が楽しめない」と心の私が言ってるだけ。
しかも、その声があまりに小さすぎて、昨日やっとこの声を認めてあげられたんです。
昔の私だったら心の声は完全無視で、脳みその通りにしたがっていました。
まぁ、ある意味そうやれたからこそ、ここまでのスピードで教室が拡大できたのかもしれません。
人にもよると思うのですが、人前で話をする(レッスンをする)ってもの凄いエネルギーを使います。
昔の私は、エネルギーがあればあるだけ使いまくって、なくなったら倒れる、みたいにエネルギーをコントロールするのが下手でした。
というかエネルギーという概念自体がありませんでした。
でもいつからか、エネルギーを意識するようになると、『人前で話をする(レッスンをする)』というエネルギーは日常生活の何倍も消費されるということがわかるようになりました。
エネルギーは貯めればよいわけでなく、常に循環させなければいけません。
特に私の場合、自分のエネルギーが高まる時期には、積極的にエネルギーを消費しないと自分の中で発散しきれなくて悶々としてしまうのです。
そんなわけで、LINEライブを使って皆さんに面白い話をお伝えしつつ、日々エネルギーの循環をしているのですが、今年に入ってからはエネルギーの余力がないのか、「LINEライブやりたい!」というところまで未だに体調が戻ってないんです。
こんなことを書くと、私がすごい調子が悪いように思うかもしれませんが、違うんです。風邪ひいて9割治ったけど、あとは喉がちょっとガラガラするってくらい。
体調とエネルギーは一致しないんです。
あと、人間誰しもそうだと思うのですが、私は特に春から秋にかけては凄いエネルギーが高い状態が続きます。
でも、12月になると途端にエネルギーダウン。
だから、料理をするものとして、一番食材が美味しい冬に積極的に活動が出来ないことをいつも悔しく思うんです。
こんな時も脳みそは「料理教室を主宰しているんだから冬にも積極的にレッスンやれ!」と言ってるのに、心が「No」なんですよね。
あ、私がエネルギーを意識するようになったのは30代に突入してからかもしれません。
28歳の時になんとなく自分の体型が変わってきてしまって、結構ショックで、「そうなるよ」って先輩から言われていたのに、「まさか」と思ってたら本当にそうなって。。。笑
それでも20代のパワーと勢いで駆け抜けて来れたんですが、30代に突入して、31歳になったらまた変わって。。。
実は言うと、ただいまの私、人生最高体重なんです。。。笑
どうやらイタリア生活の美食たちがしっかり身体についたみたいで。
そうやって食べたものがダイレクトに身体に出て、ついてしまうとなかなか戻らない。
気持ちが変わったのも30代になってからで、パワーで駆け抜けた20代は「誰にも負けない!」みたいな思いがあって、人生は”競争”とか"結果"とか”実績”だ!って思ってた。
でも今は、私は誰とも比較しないし、誰とも競争はしてない。
比較の先にはまた”比較”があって、”競争”の先にはまた”競争”があって、結果や実績を誰かに求めれば自分も”結果”や”実績”で判断される。
そんなのは苦しいだけだ。
同じように、”〜ねばならない”、”〜であるべき”、”〜が当たり前”みたいな概念も辞めようと思うようになった。
人は人、私は私だから、みんなが違うものだから。
世間一般がどうとか、常識がなんだとか、そういうの枠組みからそろそろ降りていいと思った。
そんな体や気持ちの変化の中で、自分と向き合う時間が増えて、エネルギーを見ることができるようになったんだと思います。
けどそれでも、「やる!」と宣言したことを辞めることにする決断は怖い。
根底には「生徒さまに嫌われたくない、期待を裏切りたくない」って気持ちが存在する。
でも、それ以上に自分の直感てやつを、心の声を、信じてあげなきゃって勇気をだせるようになったのが、今の私です。
心も脳みそも「Yes」と言えるタイミングで、エネルギーが高まっている時に、またMaster講座についてはご案内させていただきます!