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美味しすぎる自家製納豆(2016/12/29)

先日京都に行って、色々美味しいものを食べてきました。
食べるだけでなく、料理のアイデアとしてふんわり糀家流の美味しい発酵食レシピにして、皆さんにお伝えするのが私の仕事。


京都で食べたものはどれも本当に美味しくて、家庭でも毎日食べたい作りたいものばかりだったんです。

でも、その中で一際感動したのは、京都の老舗料亭「和久傳」がプロデュースし、京丹後の野菜やお米を使った健康的な定食を朝、昼、晩と味わえるお店「丹」で食べた自家製の納豆でした。


「丹」さんは、東山駅からすぐ白川沿いにあり、お店の中からは京都らしい素敵な風景が楽しめるんです。
今年できたばかりのためか予約で満席の日もあり、大人氣のお店。
夜は1日1組だけのコース料理を出してるんだとか。(次回京都に行った時には絶対行きたい!)

自家製納豆の何が美味しかったかって、大豆の甘みやホクホク感がもう市販のものとは比べものにならなかったんです。
お店の人いわく、『納豆嫌いの人でも自家製納豆なら食べられるって方が多いんですよ』って。



その味を忘れてしまう前に、ふんわり糀家製納豆作りをしてみました。

いつもお味噌に使っている北海道産の大豆を蒸して(茹でてもOK)、市販の納豆をタネにして仕込みます。

本当は納豆用に小さめの大豆があればそのほうが良いのかもしれないけれど…。
前にブログにも書いたとおり私はお豆が大好きなので、普通サイズの大豆を使ってホクホク感アップを狙います。笑



ラップで蓋をして温かさを保てるように仕込んだら、保冷バッグへ入れておきます。
発酵調味料や発酵食品を作るのって理科の実験みたいで、とっても楽しいです。笑



いつも甘酒作りに使う温度計が自家製納豆作りでも大活躍。
温度管理をしっかりして、24時間待ちますよ〜。

24時間経ったら、今度は冷蔵庫で熟成させます。


そして、完成したのがこちら。

大豆のまわりに納豆菌の菌糸がついて白っぽくなってるの、わかりますか?
ちょっと色の濃い小粒のはタネに使った市販の納豆で、大きめの粒で白っぽいのが蒸し大豆です。

ちゃんと納豆の香りもするし、スプーンですくうとネバネバしてる。
早く食べたくてウズウズ。



自家製の醤油麹をのせて、わさびをのせて、食卓へ。
(もちろん辛子でもOKです)



この体制で数秒静止させられる旦那さま。笑
ちゃんと糸を引いている様子も写真に押さえました。

パクっと食べたら、本当に本当に美味しかった〜。
大豆のホクホク感がすごいし、満足感もすごい。


この感動を皆さんにも共有したい!
もう少し研究を重ねて、誰でも氣軽に美味しく作れるようにレシピに落とし込めたら、レッスンにしたいと思ってます。

これは、2017年の目玉レッスンになるかも。
楽しみにしていてください。




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