理想のライフスタイル 〜「食べる」や「作る」の奥にあるものを大事にしたい(2020/08/29)
気づけば8月も終わりに近づいていますね。
例年以上の猛暑日が続き、週末は『ふんわりフェスSummer2020』だったので、体感温度も心の温度も熱々だった私です。笑
この暑さは収まるのか!?と思ってましたが、急に秋の匂いがしてきて、フェスも今週末でフィナーレとなります。
理想のライフスタイル
さて、今日は『理想のライフスタイル〜「食べる」や「作る」の奥にあるものを大事にしたい』というテーマで綴ろうと思います。
皆さんは、1日をこんな風に過ごせたらいいな〜!と想像したことはありますか?
私は、浅草のFRAMEhouse(シェアハウス時代)に何度となく思い描いたライフスタイルがあります。
“朝早く起きて
(仕事に行くからバタバタ起きるのではなく)
隅田川の周りをランニングして
(家からすぐだったので)
家に帰って汗を流して
(シェアハウスなのでシャワーは4つありました)
ゆっくり朝ごはんを作り
(みんなが出かけてからキッチンを独占)
それから家で仕事を始める。”
という流れです。
それ以降のイメージはおぼろげなんですが、なぜか朝だけは(今風に言えばモーニングルーティン)明確な「理想」があったんです。
もちろん当時の私は、理想とはかけ離れた朝時間でした。
(写真は当時のお部屋)
朝起きて、すぐ朝ごはんを食べてお弁当を作って、支度して7時50分には出ないといけない。
バッタバタの朝でした。
しかも、東武スカイツリーライン(旧:東武伊勢崎線)の浅草駅に着くのが嫌で、(つまり)また今日も職場での長い1日が始まるのか・・・と思うとどんよりして足取りが重くなったものです。
(この頃はプチうつ状態だったと思います)
懐かしいなぁ。。。
あれから5年が経ちますが、いつのまにか「理想のライフスタイル」(モーニングルーティン)をしていると気づいたんです!
1日2食でリズムが出来た
実は、先週から我が家は1日2食になりました。(今までは3食でした)
旦那さんからのリクエストで、朝兼お昼を11時半〜12時頃に食べて、夜ご飯は7時に食べるというスタイルです。
私も主人も今までは「朝食べなきゃ身体が動かない!」という意識が強かったのですが、実はフェス講師陣に何気なく聞いてみると、結構な方が「朝は飲み物だけ(プロテインやスムージーなど)」と言うではないですか。
おや?もしかしてうまくいってる人はみんな2食なの?と思ったりしていたんです。
そうしたら旦那さんより、「1日2食にしてみたい」と提案があったのでびっくり。
(主人はフェス講師陣の食事回数なんて知らないですよ〜!以心伝心?)
そんなわけで、やり出して1週間が経つのですが、色々と素晴らしい変化があったんです。
変化と解説
①ちゃんと空腹になってから食べるので、ご飯が一層美味しく感じられる
→空腹は最高のご馳走!でも、「3食」だと空腹になる前に食べていたのだと気づく
②朝兼お昼を食べるまでの時間の集中力がグッと高まった
→朝はお水・甘酒スムージー・ラテ(お茶など)水分とフルーツだけなので、頭が冴えて仕事がはかどる
③(旦那さんの)外食率が減った
→これまでお昼は外食していたので、朝兼お昼で外食がなくなった
④(旦那さんの)体重が落ちた
→お酒の量も減ったらしく、身体に早くも変化が
⑤1日のリズムが出来た
→2食のご飯の時間がきっちり決まったことで1日のタイムスケジュールが決めやすくなった
⑥時間が出来た
→単純に1食分にかかる時間が減ったので、残りの2食に丁寧に向き合う時間が増えた
幸せ感度がUP
食べることが大好きな私としては、3食を2食に減らすなんて絶対にありえないことだったんですね。。笑
でも、やってみたら1食のご飯の満足度(品数が増えたり、一層美味しいと感じたり)が格段に上がりました。
そして、思ってもみなかったことですが、「理想のライフスタイル」(モーニングルーティン)を更に極めることができ、幸せ感度が高まりました。
“朝起きてお茶を飲んで
瞑想して
(久しぶりに再開。とっても気持ちよく1日のスタートを切れます!)
顔のマッサージをして
(フェスの影響で新たに始めた習慣。笑)
ランブルローラーで身体をほぐして
(ピラコア直伝)
気分がのれば、筋トレor朝ランへ
(2年半でなんと6kg近く痩せました)
甘酒スムージー飲んで
(今は、バナナ&いちじくがマイブーム)
アイスラテを作って
(ラッシュライフコーヒーさんの豆)
仕事を始める(〜11時すぎまで)”
という流れです。
私にとっての料理(食べる・作る)とは?
食べることが大好きだと、どうしても「いっぱい食べたい」という気持ちが強いと思うんですが、
最近は「質の高いものを腹八分目で食べる」のが一番美味しいと感じるようになりました。
もちろん、年齢の違いによっても環境によっても感じ方は様々ですから、あくまで私の感覚です。
実はインタビューを受けることになって、そのために先週は自分を振り返る時間を結構とりました。
その中で、「笠原さんにとって料理とは?」という事前質問があったので、こんな回答になりました。
“作るという立場においては、瞑想みたいなもの。
悩みや考え事など全て一旦忘れて夢中になれる。
心の余裕があって、丁寧に向き合って愛情込めれば美味しく美しい料理ができるし、余裕がないときは、それが料理に現れてしまう。
同じ料理でも、作るときの自分の気持ちによって味が変わるし、私のレシピを誰かが作ったら、また少し違う味になる。
自分と向き合うためのツール。
「食べる」という立場においては、誰と、どこで、どんな気持ちで食べるかが、何を食べるか以上に大事だと思う。
いくら健康的な料理でも、スマホを見ながら一人でかき込むように食べてしまっては、美味しく感じることができないし、身体の栄養にもならないと思う。
だから、何を食べるかも勿論大事だけれど、家族や友人とごはんを囲んで楽しい話をしながら食べる時間と心の余裕を、いつも持っていたい。”
「食べる」や「作る」の奥にあるもの
私は「食べる」や「作る」の奥にあるものを大事にしたいなぁと思うんです。
そう考えると、1日2食にしてみた後の変化についても、腑に落ちます。
今、世界中がコロナ禍で混沌としていますが、リモートワークができるようになったり残業が減ったり、オンラインで繋がれることで、時間の余裕が出来たりしています。
家族と一緒に食卓を囲む時間を今までよりも作りやすく、料理をする時間に少しだけ丁寧に向き合うことができるようになったのではないかと思うんです。
何も、手の込んだ料理を作る必要はなくて、旬のものや質の良い食材はあまり手を加えすぎない方が美味しいんです。
だから、必要なのは料理の腕前ではなく、皆さんがご家族と一緒に食べるごはんに「向き合う心」なのではないかと。
どうでしょうか?今日のごはんの時間は「向き合う心」の余裕がありましたか?
私は、先週まではフェスにバッタバタで余裕がなかったですね・・・
なので、1食やめることで強制的に時間と心の余裕が作れた結果、すごく幸せ感度があがったんです。
何か嬉しいことが起きるから幸せになれるんじゃなくて、すでに目の前にある幸せにもっと気づいて感じれるようになれば、人生は豊かになるんだと思います。
つまり、理想のライフスタイルというのは、何をするかではなく(それは人それぞれ違うから)目の前の幸せを感じれる心と時間の余裕があることなのだと気づきました。
どうやって心と時間の余裕を作るかも、人それぞれですが、美味しいものが好きな人(←私みたいな人)ほど、1日2食のライフスタイル、オススメですよ!
fin.