才能って、凄い能力じゃなくて「人よりも圧倒的な時間そのことが頭から離れないもの」のことだよ。(2019/08/05)
4日間のインストラクター養成講座実習(後半)を終えて、高松に帰ってきました!
もの凄く濃い4日間で、今年もやりきったぞー!という感じ。
(実際には、今月末にポートレート撮影があるし、まだワークの添削などもあるので、全過程が終了したわけではないですが、山場を終えました。)
口頭試験、実技試験、レシピ発表など、受講生にとっては緊張の連続で、悔しい思いをした人もいれば、練習の成果を発揮して素晴らしい出来栄えの方もいました。
どちらにせよ、今の時点で完璧になる必要はなく、自分がどのくらいオンライン講義の内容を理解して、自分の言葉で伝えることが出来るようになったのか?を把握するための試験です。
「知る」ことと「伝える」ことは雲泥の差があって、頭でわかったつもりになってても、声に出して、相手に伝えようとすると全然言葉が出てこないってこと、ありますよね。
実習の冒頭に私は、こんなことを言いました。
『感想を言う時に「美味しかった」「良かった」という表現は辞めよう。
どんなふうに美味しかったの?何が良かったの?って具体的に言わなきゃ、自分のためにも相手のためにもならない。
それに、講師を目指す者同士だからこそ、良かったことよりも、より良くなるために改善すべきことをきちんと伝えよう』
ダメな部分をちゃんと指摘出来ることって、とても大切だと思うんです。
そして、良かった部分は具体的に褒めることも大事。
だから、今回試験でほぼ完璧な成果をあげた人もいるんですが、そんな人には『すでに100点だけど、じゃあ120点にするためのアドバイス』ってことで細かいスキルアップの方法もお伝えしました。
お互いの試験をみて、フィードバックをしていくのですが、これが本当に貴重で、もしかしたら自分の試験をやることよりも、他の人の試験を客観的に見ることの方が大事かもしれないなと、いつも思うんです。
どんなことでも、他人がいて初めて『自分』を認識することが出来る。
悪い意味での比較ではなくて、それぞれの個性を見て『自分』にしかないものを見つけることが出来る。
そういう意味で仲間がいることって財産だなぁと思います。
正直、インストラクター養成講座をして一番成長しているのは私です。
講師になる人たちには、生徒さまに教えることの何十倍もの知識を伝えなきゃいけないし、魅力的な先生になるための、人間力・考察力・経験値・実績(とチャレンジ)とマインドも伝えないといけないですから。
こうして全国から「ふんわり糀家の講師になりたい」と思ってもらい、「この講座を受けて本当に良かった」と感じてもらうための試行錯誤とブラッシュアップをし続けて、私も、インストラクター養成講座も毎年進化しています。
その過程がとても楽しいし、これが私の才能だと思えるようになりました。
最近、【才能】という言葉が自分の中でちょっとしたブームです。
実は、インストラクター養成講座が終わったあと、サポートに来てくれた認定講師たちのコンサルを3〜4時間してました。
教室のコンセプト設定・屋号のアイデア・オリジナル講座の内容や展開方法・確定申告に必要な帳簿のつけ方など、それぞれのお悩みを聞いて、どうしたらやりたいことを形に出来るか一緒に考えてたら、あっという間に夜の11時とかになってしまって。笑
でも、それが私も楽しいんですよ。未来を想像するだけで、ワクワクしてしまう!
インストラクター養成講座でも同じですが、私、人の良いところを見つけて伸ばす(褒める)のも得意ですし、モチベーションをあげるためにちょっとカツを入れるのも得意です。笑
けど、その人がちゃんと「意欲があって行動している状態」で「自分がどうしたいのかぼんやりとでも言葉に出来る状態」でないとダメ。
そこまで出来てたら、一緒に伴走してる私まで楽しいです。
人にはそれぞれ【才能】があるって確信しています。
けど、本人が(過去の私も含めて)それに気づいていないことが多いです。
才能って、凄い能力って意味じゃなくて、「人よりも圧倒的な時間そのことが頭から離れないもの」とか「努力してるつもりがなく出来てしまうこと」だと思うんです。
・どうしたら日々ワクワク生きられるか、自分の欲しかったものを創り出し、人を楽しませ、お金に替えることが出来るかばかり考える
これが私の才能です。
肩書きで言ったら、
アイデアアーティスト
レッスンエンターテイナー
ワクワクライフデザイナー
料理研究家
実業家
講演家
コピーライター
ブロガー
コンサルタント
を全部掛け合わせた人です。笑
数年前まで自分はただのOLだと思ってたので、まさかこんなに才能があるなんて、ほんと気づかなかったの!!
で、自分の才能に気づけたら、人の才能を見つけるのも得意になったんです!
インストラクター養成講座で、人を育てる経験を沢山したら、自分のことも他人のこともよーくわかるようになりました。
講師たちを見ているうちに、自分にしかないものにも気づけたし、人それぞれの魅力や才能に気づき伸ばせるようアドバイス出来る自分になっていったのです。
このブログを読んでいる皆さんも、自分の中に必ず小さな小さな才能の芽があります。
見つけて、育てて、開花させるヒントになれば幸いです。