変化の兆し(2018/01/08)
三連休中は、インストラクター2期の講座を連日開催していました。
養成講座も折り返し地点をすぎ、緊張感もやる気も最高潮に高まっています。
実は、三連休の初日の夜、1期と2期の合同新年会を開きました。
各々がゆっくり話す機会も少ないので、ぜひ親睦を深めてもらえたらと思っての開催だったのですが、1期生の熱い想い・今後のビジョン・講師としての覚悟・決意の強さ等に2期生はおもいっきり感化されたようです。
新年会でたくさんの前向きなエネルギーに触れた2期生は、早速自分の想いを家族に打ち明けたり、自分の本音と向き合って今後の方向性を真剣に考え始めたりと動き出しました。
1期生の姿を見て、2期生も「もっと頑張りたい」「私もあんな風に決意を固めて進んでいきたい」と思ってくれたことが私は本当に嬉しかったです。
やっぱり、夢や目標に向かって努力している人って輝いてます。
1期生はそれぞれが本当に素敵な、凛としたオーラをもつ講師になりました。
想いがある人の言葉は胸に刻まれ、迷っている人の背中を押すんだなと改めて感じます。
そして、ふんわり糀家は希望を生徒さまに与えられる場でありたいから、それぞれの講師が私と同じように誰かの背中を押すことができる存在になったという事実が、本当に感慨深く嬉しいことです。
さて、前置きが長くなりましたが今回の講座では料理写真講座・ポートレート撮影・発酵食レシピ発表など盛り沢山の内容でした。
フードフォトグラファーの近藤 奈央さんをお招きしての料理写真講座、シュウウエムラなどで活躍するプロメイクアップアーティストによるメイクを施されての撮影会など、普通の料理教室や養成講座ではありえないふんわり糀家だからこそ叶う内容です。
料理写真講座では、スリランカに行ってきたばかりだったので『スパイス』をテーマに料理を私が作りました。
かぼちゃとカシューナッツのカレーは、Advance講座で学ぶ2種類のカレーに続く絶品カレー第3弾です。
「こんな味の料理は今まで食べたことがないです!美味しすぎてどう言葉に表していいのかわかりません・・・!」と嬉しいお墨付きもいただきました。
・白インゲン豆のチリ和え
・醸しベーコンと白菜のクミンスープ
・クローブにんじんピクルス
・黒豆カルダモンプリン
など、他の料理にも全てスパイスを使いました。
スパイス料理は、なかなか面白い!
そして、レシピ発表では冬野菜を使った毎日食べたい作りたい発酵食料理を考え、先生役と生徒役にわかれて実習しました。
レシピを担当したメンバーは、普段何となく計量して、なんとなく味つけて、何となく当たり前に作っていた料理をレシピにすることの難しさをひしひしと感じたようです。
人に伝えることの難しさ、自分の家で作るのとは勝手が違ったり、思ってもみない質問をされたり、気づきもしないことを指摘されたり・・。
たくさん悩んでレシピにして、自分の美味しいと思える味が共有できるのか不安で、でも「美味しい」という言葉が聞けるだけで疲れも悩んだことも全部吹っ飛ぶくらい嬉しい。
単なるレシピではなく、1つ1つのレシピにはストーリーが詰まってるってことを痛感したはずです。
やっぱり一生懸命作った料理は「美味しい」って言ってもらいたい。
「美味しい」という言葉のありがたさや重みも改めて感じてもらえたと思います。
ゼロとイチには雲泥の差があると感じます。
レシピを1つ考え、それを書き出し、実際に誰かに伝え、フィールドバックを受け、感想をもらうという行為の中で、本当に様々な気づきがあります。
発酵食レシピを考えるという課題は、単純なものではないのです。
裏に秘められているものを、自分で気づいて学んで欲しいからやっています。
最初から大事なポイントや注意してほしいことなどを言ってしまえば簡単ですが、人間は言われたことはすぐに忘れてしまう。
自分で気づく機会を奪ってはいけないと思うのです。
だからこそ、ふんわり糀家のインストラクター養成講座は実践をとても大切にしています。
2期メンバーにも大きな変化の兆しが見え始めています。
それぞれが毎回溢れるほどの学びを持ち帰ってくれるので、次に会う機会が楽しみでなりません。
2月で講座も修了になりますが、この1ヶ月でまた成長してゆく彼女たちのその後の活躍にも期待が膨らみます。
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