何度も作りたいと思えるかどうか(2017/01/28)
私の料理は、Basic講座のタイトルにもなっている通り「家族と私の健康のために、毎日食べたい作りたい発酵食料理」がテーマ。
だから、試作をする時も大事にしているのは”毎日食べたい”、”何度も作りたい”って思えるかどうか。
どんなに美味しいもので毎日食べたいと思っても、作るのが大変だったり材料が手に入れにくければ難しい。
反対に、作るのはとっても簡単だけど、何度も作りたいってほどでもないのは続かない。
日々、試作しながらそんなことを考えています。
そこに更に、季節の野菜でアレンジしやすいかとか、家族みんなで食べられるようなレシピなのかとか色々なことを考えているんです。
例えば、上の写真はBasic講座で学ぶ「甘酒ポトフ」のトマトスープアレンジ。
レッスンでお伝えするのはお肉を使わないバージョンなんですが、ベーコンを入れてみたり、インゲン豆を入れてみたり、スープカレーやトマトスープに展開してみたりと色々な応用ができるんです。
そんなアレンジ方法も基本のレシピと合わせてお伝えできるように、私も繰り返し作って研究を重ねています。
私はレシピを考えてお伝えするのが仕事だけれど、それでもやっぱりついつい作りたくなるものって決まってます。
新しいレシピの試作をしなきゃ!って思ってるのに、結局頭の中に記憶している定番レシピを作ってる。笑
でも、頭で記憶しているくらい何度も作ってきたものって、何度食べても飽きないし美味しいってことですよね。
使う野菜や発酵調味料を変えたり、薬味やスパイスを足したりすれば、定番レシピでも新しい味を見つけることもできる。
ある生徒さんから言われたのですが、私のレシピは他の発酵調味料で味を変えて作っても美味しく仕上がるし、アレンジがしやすいとのこと。
本当、そう言ってもらえて嬉しいです。
レシピにするための試作ではなく、家族と私が毎日食べたいって思える料理のバリエーションを増やし、豊かで健康な食卓を実践すための試作。
何度も何度も作るたびに「やっぱりこのレシピは美味しい!」って自信を持って言えるような、愛情をかけて大切に育てた我が子のような存在のレシピたち。
正直、Basic講座のテキストに載せきれなかったものもたくさんあるし、新しいレシピが生まれれば「これは絶対にお伝えしたい!」と思って今後変更していくものもある。
私もレシピも日々進化している。
そして、3月頃からはいよいよ新サロンでのレッスンが始まります。
Basic講座2・3期生は、最初から新サロンで学んでいただけるわけですが、どうやらキッチンが凄いことになっているらしい。
旦那さん曰く、「写真に撮って見せるか迷ったけど、実際に見たほうが感動するから撮らなかった」とのこと。
私、実はまだ見てないんですよね。
見たい氣もするし、全部完成してから見たほうが感動するのかな・・・とも思って。(壁紙などはこれから貼るのです。)
私もレシピも、そしてふんわり糀家のサロンも進化しています。
また新サロンのことは改めてご報告させていただきますね。