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そこらじゅうに癒しや元気の源は転がってる(2017/09/12)

昨日、初めて庭の畑に種まきをしました。

これからいよいよ、ふんわり農園が始まります。(と言っても2mしかない家庭菜園だけど…笑)


昔、おばあちゃんが近所の場所を借りて家庭菜園をしていました。

その時何を収穫したかさえもう覚えてないんですが、畑に触れるのはそれ以来。

旦那さんと出会ったばかりの頃から、家を建てたら小さくてもいいから自分たちで野菜を育てたいねって話していた事がやっとこれから現実になり始めます。

秋冬に向けて、まずは初心者でも育てやすい、にんじんと大根にチャレンジ!


いつもお世話になっている有機野菜の農家さんから土のならし方・種のまき方・発芽するまでの水のやり方など聞いて、全く初心者な私は必死にメモをとって覚えました。

まだ種まきしかしてないけど、野菜を1つ育てるのだって細かく見ていけば色々な事に氣をつかわないといけないんだなと感じました。

普段何気なく購入している野菜たちが、種をまいてから消費者の手に届くまでに時間も手間もすごくかかってる。

種をまいて明日収穫できるわけないって頭では当然わかっているのですが、こうやって自分で初めてやってみて、改めて自然の恵みをいただいて生きているという事を痛感します。


そもそも、にんじんと大根の種を見て感動しちゃった私。

にんじんの種はギザギザしていて、大根の種はピンク色。実際に収穫されるものと種のイメージがあまりにも違うからびっくりしちゃいました。(1枚目の写真に種が写ってます)

畑をやっている人は皆さん「土を触っていると元氣になる」って言います。

おじいちゃんおばあちゃんでも畑をやっている人って80歳超えても元気だったり、若い人より体力もあってタフ。


大地が美味しいお米・野菜・果物を作ってくれる。人間も亡くなった後は、大地に帰っていく。

私たちが食べるものの多くは大地がなければ生み出す事ができない。

そんな当たり前の事も、スーパーで買い物をしてアスファルトばかりの都心に住むようになった現代人にはなんだか嘘のような魔法のような話に聞こえるかもしれない。

人間はいつも土と触れ合って生きてきたのに、土から離れた生活を始め、土に触れることさえ無くなった。

土から離れた生活をする事で得たものも多いし、都会に住んでスーパーで買い物をする(消費する)事で循環する経済があるわけなので、それがダメとかどっちが正しいとか言いたいわけじゃない。

でも、栄養ドリンクを飲むよりも、マッサージに通うよりも、飲み会でベロベロになるまで飲むよりも圧倒的なパワーチャージとストレス発散&癒しの効果があるんじゃないかって思います。


実は、本当に人間にとって元気になれることや癒しになるものやって、案外お金がかからない事が多いです。

先日、友人が5つの「浴」をすると良いって言ってました。

日光浴・月光浴・森林浴・海水浴・入浴。

海に入らなくても砂浜を裸足で歩くだけでも癒し効果があるんですよ。

土に触れる事や、断食もお金はかかりません。肌断食だってそうです。

さらに、瞑想や体操・ヨガ。

麹だって、(昔は)お米を蒸したものを置いておいたらニホンコウジカビがやってきて出来ました。

甘酒はそこにお水を加えて温めて作る。

大豆や小麦も畑で作っていたわけだから、醤油や味噌もお金をかけずに出来たわけです。


元気になりたい、綺麗になりたい、前向きになりたい、癒されたいって思ったらお金で解決するよりも先に、まずはみじかにある自然なものや自分で出来る事に目を向けるのが良いのかもしれません。

さらに、今は最新の情報もお金をかけずとも得る事が出来ます。

タダならなんでもいいって言ってるわけではありませんよ。

お金を出して買わなくっても、そこらじゅうに癒しや元気の源は転がってるんだ!って言いたい。

そして、そのことに私自身が畑を通じて、改めて氣づかされたのです。






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