いつも「自分」を軸に考える(2017/01/30)
週末はレッスンでした。土曜日は味噌作り&酒粕トリュフのレッスン、日曜日はBasic講座。
Basic講座では、発酵についての学びと醤油麹を使ったレシピを作ったのですが、食卓がとても爽やかで素敵にまとまりました。
ラナンキュラスの緑とルッコラの緑がリンクしてとてもいい感じ。
お花も何氣なく選んだつもりが、これもレモン色です。
味噌作り&酒粕レッスンには、なんと山口県から来てくださった方が。
ふんわり糀家の輪がどんどん日本全国へ広がっているって実感しました。
本当、わざわざ香川県まで足を運んでくれることが嬉しくてたまらないです。
味噌作りも、醤油麹作りも皆さん試食の時が一番感動してくれます。
とにかく美味しい!って実感してもらうことが一番大事だって思うんです。
発酵調味料は作る時の手間や毎日混ぜる手間がかかり、面倒だって思う方もいます。でも、やってみると想像以上に簡単なんだって氣づく方が多いんです。そして、発酵調味料の仕込みやお世話が生活の一部になるくらい習慣化すると、手作りの発酵調味料のない生活なんて考えられないって思うようになるんです。
だって、面倒よりも美味しいが勝つんだから。
「発酵調味料を使い始めたら、他のよくわからない添加物が入ったものを全く使わなくなりました」
「発酵調味料を使わない味付けなんてもはや考えられません」
「発酵調味料で下ごしらえしたお肉・お魚・野菜・卵があれば、忙しくても美味しいおかずが簡単にできるから嬉しいです」
こんな嬉しい声をいっぱい聞かせてもらって私はとても幸せです。
実は、Basic講座の専用LINEグループが連日大いに盛り上がっています。
(一連のやりとりをブログに載せたいくらいの盛り上がりです。笑)
1期生は17名なのですが、皆さんそれぞれのスタイルとペースで発酵食料理を食卓に取り入れて楽しんでいます。
私も毎日LINEを見るのが本当に楽しいし、毎回レッスンの時に前回から今回までの間に作ったものや氣づきなどを報告してもらっています。皆さんの氣づきやアイデアに私も「なるほどー!」となることもたくさんあって、料理とは終わりなき学びだなぁと思うのです。
2・3期生もLINEグループを作って情報交換や作ったものの写真を載せたり、テキストには載せきれなかった私のレシピをシェアしたりする予定です。もちろん、LINEを見ているだけでもOKで、どんどん投稿するのもOK。とにかくグループで、発酵食が好きな方々が集まって一緒に学んでいるという実感が大事。
レッスンの日だけじゃなく全5回の講座期間中、毎日が発酵食料理の学びになるように。
氣になることがあったらいつでも先生や仲間に質問できたら安心ですもの。
グループを作るのは、レッスン日以外にも他の生徒さんや私の投稿を見て「閃き」を得てほしいから。
前にブログに書いたとおり、Basic講座で得てほしいのは「感動」と「閃き」なんです。
料理するペースだって毎日する人もいれば、忙しくてたまにしか出来ない人もいる。
手早くできる人もいれば、ゆっくり時間をかけて作る人もいる。
いつもはお母さんが作ってくれるから、自分はなかなか台所に立てない人もいる。
上手に盛り付けも出来て写真にうまく撮れる人もいれば、恥ずかしくてLINEに載せられない人もいる。
だから他の人と自分を比べることはしないでほしい。
比べるのは過去の自分と今の自分。
1年前の自分と今日の自分。
Basic講座を受ける前と終わった後の自分。
いつも「自分」を軸に考える。
今まで全然料理をしてなかったとしても、ふんわり糀家に興味を持ってくれたのなら、それだけであなたは前進している。
普段なかなか料理ができなくても、理由はわからなくても、なんとなく直感で「学びたい!」と思えたのなら、腸は(本能は)前へ進もうとしている。
あなたにはあなたのペースがある。
あなただけの事情がある。
あなたにはあなたらしい考え方や料理の仕方、生き方がある。
他の誰かと比べたって意味がない。
仲間から得るのは「閃き」、レッスンで学ぶのは「感動」。
このリアルな体験は、テレビや料理本で見るのとは訳が違う。
テレビやレシピ本のとおりにやってみようと思ってもなかなか重い腰が上がらないなんて、私でさえあるもの。
だから、大丈夫。
一人一人のペースに合わせて学びたいことを学べる環境がココにはある。
少人数だから、ふんわり糀家だからこそ出来る。
あなたを置いてけぼりになんてしない。
それに、ココに集まる人はみんな本当に素敵な人ばかりだから。
一緒に学んだらたくさんの「閃き」と「感動」があるから。
もっともっと、発酵食料理の魅力をたくさんの人に知ってほしい。
そんな願いを込めて、熱く綴らせていただきました。
いよいよ、Basic講座2・3期の募集スタートは明後日。
そして、実は明日、テレビの撮影なのです。ドキドキの2日間、取材の様子はまた改めてご報告させていただきます。