【人生が変わる言葉_vol.1】必ず思い描く通りの世界を生きることが出来る(2020/10/08)
あの頃の私は、ブログが更新されるのをまだかまだかと、すがる思いで待っていた。
その言葉を読むと「やっぱり自分を信じていいんだ」と思うことが出来たんだ。
今みたいにLINE@もなかったから、更新通知が来るわけでもない。毎日毎日、更新されてるかをそのページに覗きに行っていた。
ブログが更新されてなければ、朝の40分間の通勤時間は本を読む。
浅草は下り電車の始発駅だから、毎日必ず座席の端っこに座ることが出来た。
本の中に入り込み、電車の中にいることさえ忘れるくらい自分の世界に浸ろうと必死だった。
職場の最寄り駅に近く近づくに連れ、どんどん人が増え、雑音が聞こえてくる。
その雑音や人の気配に意識が持っていかれないように、本の中へと深く深く自分潜り込ませた。
本やブログの言葉が私を救ってくれた。
今、目の前に見えている世界を信じるのではなく、私はブログや本に書かれた言葉を強く信じた。
こうやって書くと、なんだか夢見がちな人だったみたいに聞こえるかもしれない。
でも「目の前に見えている世界ではなく、私はブログや本に書かれた言葉を強く信じてる」なんて当時は誰にも話さなかった。
職場の最寄り駅に着いてしまったら、そこから終業時間までは現実を見なければならない。
自分が信じている世界と、目の前の現実の差にどれだけ乖離を感じただろう・・・。
でも、サラリーマンである以上、ちゃんとに働かなくてはいけない。
お給料に値する働きをしなくちゃいけない。
本当にしんどくなきゃ休んじゃいけない。
これって意味あるのか?と思うこともやらなきゃいけない。
しんどい、辛い、助けてほしい、なんて誰にも理解されないし、誰も助けてくれない。
そんな気持ちを抱えていたことに、今だからこそ気づく。
当時は、とにかく苦しかった。
でも、どうすることも出来なかった。
実際に気持ちを口にしたり、なにか行動したりすることは出来なかったけど、心の中の「ここではない別の世界」を信じる気持ちだけは強く守り続けた。
今思えば、私は自分のことを全然理解出来てなかったんだ。
真面目で、優等生で、愛想がよく、誰とでもうまく付き合える、そういう自分への期待に自ら応え続けてきた。
でも、よく考えてみれば
ルーティンが嫌い。
誰かと比べられたり、指示されたりするのが嫌い。
細かい数値的なことに関する脳の回路が切れてて、思考が停止する。
楽しいと思えない飲み会、
面倒だなと思いながら出す年賀状、
面白いアイデアや新しい取り組みよりも慣習を重んじる仕事のやり方、
そういうのに疑問を感じていた。
その分、アイデアは温泉のように無限に吹き出る。
自由で気分屋で、自分が心地よいと思う人とだけ一緒にいたい。
ブログ・料理・トークなどで、自分を表現するのが大好き。
ありのままの自分でいられる場所が好き。
現状維持を望む人が嫌いで、夢と愛を持つ人が好き。
とてもワガママで、野心家で、クリエイティブ、そして情に厚い。
私はそんな人間だ。
つまり、私はゼネラリストではなかった。
根っからの起業家だった。
それなのに、自分の気持ちに1mmも気づいてなかった。
ただ、心と現実に強い乖離がある、ということだけを認識していた。
自分には「若さ」以外何にもないってことに気づき、強く焦りを感じた。(当時27歳)
なんの能力にも長けてないし、もっと大学の仕事のことを学びたいという意欲も実はなかった。
だから、自分にとって「天職」と思ったのも最初の配属で担当した仕事が、たまたま自分の資質とピッタリ合っていただけで、
他部署に異動した途端に、大学職員の仕事とは自分が思っていたこと以外の割合の方がずっと多いのかもしれない・・・と気づいた。
職場が悪いわけでは一切ない。
ただ、私はこのままここに定年まであと40年もいたら、自分の資質を伸ばすことなく、魂が腐ってしまうと思うようになった。
でも、自分の資質って一体なんだ?ってことも当時は全然わからなかった。
だから、才能や資質なんて「今」ハッキリとわかってて、それを活かして起業しよう!!なんて明確なもんじゃなくて良いのだと思う。
それに、自分が「得意」とハッキリ言えることでなくて良いと思う。
私も当時の料理写真を見ると、料理が得意!と胸を張って言えるレベルではないし、写真も微妙。
そして家族には「◯◯のことも分からないのに、料理教室なんて出来るの?」と言われた記憶がある。。
(確か、食材の扱い方の話だったような。。)
料理をする時、食材をいちいち測ったりするのも実は苦手。
でも、今はBasic、Advance、Master講座と3つのテキストや沢山のレシピを作ってきたのでだいぶ慣れた。
だから、結構な感覚人間なのだ。
苦手だけど通らなきゃいけない道なら、進むしかない。
苦手だから最初から諦める人
苦手だけど進んで、途中で止まってしまう人
苦手だけど進み続けて、楽しめるまで続ける人
この3種類の人がいるから、進もうと決めた時点でもう半分くらい差が開く。
そして殆どの人が途中で止まってしまう。
だから、得意じゃなくても進み続けていくうちにいつのまにか「得意というか、当たり前」になり、残ってる人は自分以外に1人か2人くらいになっている。
だからいつのまにか「あの人はすごい」と言われるようになっている。
日々はとても地味なことの連続、決断の連続。
それでも毎日の決断が人生を1mmずつ変化させてきたことは間違いない。
通勤電車の中で、すがる思いでブログや本を読んでいた私が、今は自分が思う通りの現実を心から楽しめようになるなんて夢にも思わなかった。
(それを強く信じていただけれど、本当にそうなるという確信はなかったから・・・)
まだまだ未来は希望に溢れてて、叶えたい夢がある。
苦しいこともあるけれど、その過程さえも楽しいと思えるようになった。
ある日突然夢が現実になるようなことはない。
でも、自分が信じる道へ、望む未来へ近づくための決断と行動をし続ければ、必ず思い描く通りの世界を生きることが出来る。
だから今度は、私のブログが誰かに希望や勇気を与える存在(心のメンター)になれたらいいなと思う。
fin.
・体験レッスン
11月15日(日)10:00〜12:00(予定)
・Basic講座
10月31日(土)10:30〜17:30(予定)
11月1日(日)10:00〜17:00(予定)
2日間の内容となっています。単発での参加は出来ません。
・Advance講座
11月7日(土)10:30〜16:00(予定)
11月8日(日)10:00〜16:30(予定)
2日間の内容となっています。単発での参加は出来ません。