「自分にとって100%満足する状況にならないと出来ない」なんて言ってたら進めない(2019/10/19)
とっても悲しい出来事がありました。
私がこれまで長い時間をかけて大切にすべきことを何度も何度も伝えてきたのに、記憶の中から忘れさられてしまったと感じる出来事が。
人間は、忘れてゆく生き物だし、完璧に覚え続けるなんて無理なんだけど、絶対忘れちゃいけないこと(ポリシーやスタンス)みたいなもんは忘れてはいけないと思うんです。
私は料理を極めていく研究者(料理研究家)ではなく、料理というツールを通して身体の不調を抱えながらも自分らしく生きてゆく姿を背中で魅せて、人に勇気を与える(人を育てる)教育者だと思っています。
だから、教えた人が「成長したなぁ」「変わったなぁ」と感じる時が一番嬉しいんです。
反対に、出来なかったことの言い訳や、変われない理由を並べて、「(出来なかったのは/変われないのは)あなたのせいじゃないから(環境や仕事や子供や夫や友人やその他の障害があるから)しょうがないよ」と慰めてもらって安堵し、改善しようとしない人やいつまでもモジモジしている人を見ると心底ガッカリします。
自分にとって100%満足する状況にならないと出来ない/踏み出せないなんて言ってたら、いつまでたっても進めないよ。
出来なかった言い訳を並べるよりも、次にどう活かしていくかを並べて、進みながらより良くしていくほうがよっぽど効率的で役に立つしね。
もちろん私は教育者なので、最初は出来ない人でも、変われない理由を並べる人へも様々なアプローチで何度も𠮟咤激励(しったげきれい)するんです。
「ガッカリする」のは、𠮟咤激励(しったげきれい)を繰り返しても一向に変化の兆しがないなと感じるとき。
結局、励まされてるうちは人は変われないんです。特に大人になればなるほど。
突き放されて、これはもうやばいかも…と窮地に立たされない限り、変われない。
自分で言うのもなんですが、私「優しすぎる」とよく言われます。。。
だから、突き放すのも「ライオンが我が子を崖から突き落とす」という意味で、相手のためとわかっていつつも怖いんですよね…。
これは私の過去の「嫌われたくない」トラウマの影響もありますが。
でも、勇気を振り絞って、過去に一度突き放した経験があり、結果的にはそれで本当によかった。(相手にとっても私にとっても好転したんです)
ちなみに、怒ったり注意したり、突き放すのは、結構パワーがいるもので、相手のためを思ってなかったらそこに労力をかけることさえ不要だと思います。
今回の悲しい出来事が起こってから、朝から晩まで私はずっとそのことを考えて、(自分のためにも相手のためにも)どうしたら状況を好転出来るだろうか?事の真相(本質)はなんなのだろうか?と悩んでいたら、久しぶりに胃が痛くなってきました。笑
人生って、こういうことの繰り返しです。
でも、その先には私にとっても教室にとっても、そして相手にとっても良い方向へと進んでいくことになると信じています。
Master講座のリリースが迫ってるから、胃が痛くなってる場合じゃないぞ〜!笑
(11月中にオンラインクラスの募集スタートです。上写真:スコッチエッグ、下写真:アジのエスカベッシュ、共にMaster講座のレシピです。)
<お知らせ①>
来年のインストラクター養成講座は2020年4月よりスタートする予定なのですが、それまでにBasic講座かAdvance講座を受講していただくことが参加条件の一つです。(ロンドンレッスン受講済みの方は例外あり)
(但し、香川県内の講師は多数在籍しているため、県外の方のみ養成講座へお申し込み可能です。お申し込みは2020年1月からの予定です。)
ふんわりサロンでのBasic講座は、
【Basic講座16期】
1月19日、2月2.16日、3月1.15日(全日程10:00〜14:00)
が養成講座に間に合う最後のクラスになりますよ〜!(残り3:お申し込みはこちら)
その他、各地のBasic講座を定期的に開催している講師の教室はこちら
<お知らせ②>
・11/2〜3開催*東京Advance講座(表参道)
最初で最後⁈の東京開催、お席残り1です。
準備の関係上、10月26日(土)で募集を〆切ます。
詳細・お申し込みはこちら