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【サンフランシスコの旅_vol.2】ワクワクした人生も美味しい食材で溢れた食卓も、自分自身で創れる(2017/08/28)

昨日は朝からオーガニック三昧の朝食でした。


・ロースト亜麻仁&胡麻のピタパン
・オーガニック卵の目玉焼き
・ケールとトマトのサラダ
・オーガニックのいちごとプラム
・ゴート(羊)チーズ
・3種類のフムス
・オーガニックミルクのチャイティーラテ


食卓をほぼオーガニックで作れるって凄い!

日本はそれに比べれば、日本はまだまだオーガニックのハードルが高いねって恵さんと話をしていました。


ということで、サンフランシスコのオーガニック事情を調べに『WHOLE FOODS MARKET』に行ってきました。


そもそも、日本ではオーガニックのものが売ってる場所が少ない。

売ってたとしても選択肢がない。(例えば、オーガニックミルクで低脂肪とか選べたりはしない。)

サンフランシスコでは、オーガニックの中でも色々な選択肢があるなぁと思います。


ミルクにも色々な種類があって、豆乳の他にもココナッツミルクやアーモンドミルク、ライスミルクなどもありました。

でも、これに限ってはオーガニックと書いてあってもラベルを見ると『ビタミンD』とか入ってて、「あれ?笑」ってなりました。

結果的に私たちが買ったのは大豆と水だけで作られた豆乳で、日本円で300円弱くらいのものです。

ちなみに日本では、豆乳の原材料に『水』って書いてないはず。

作られ方はほとんど同じだと思うので、アメリカでは作る過程で使用する『水』についても表記しないといけないんだという事がわかります。


オーガニックの牛ひき肉も売ってました。

赤身85%・脂肪15%(左:$9.99)、赤身90%・脂肪10%(右:$10.99)の2種類があって、こんな風に脂肪の含有率まで選べるのが驚きです。

このひき肉を使って、ハンバーグを作り、フライパンに残った油にひしおと赤ワインを煮詰めたソースをかけて食べたら絶対に美味しいに違いない!(あぁ、ハンバーグが食べたい氣分になってきました。笑)


オーガニックのお豆腐もありました。

木綿と絹という選択肢はありません。何種類か置いてありましたが、全て固めの木綿豆腐でした。

それこそ先日祖谷で買ってきた岩豆腐並みのしっかり固めタイプ。

これは予想なのですが、豆腐を買う人がそこまで多くないから、日持ちするタイプのモノしか取扱いがないのだと思います。

お味噌にも豆腐サラダにしても美味しくいただけたので、固木綿好きの私としては嬉しいです。


ナッツやドライフルーツは基本的に量り売りでした。

くるみやレーズンなど日本でも定番のものは勿論のこと、写真のようにローストしたヒマワリの種やフラックスシードなどちょっと変わったモノまで豊富に揃ってました。

飲み物のなかに、カシューナッツやアーモンドミルクが入ってるモノも多くて、ローフードの考え方もこちらだと割と一般的なのかもしれません。

日本でローフードをやろうと思ったら材料費だけでも相当な額になるはずなのですが、こちらだとナッツ類がお求め安い印象です。


スイーツコーナーには、ビーガンスイーツも置いてました。

グルテンフリーというラベルのついたモノも多く、オーガニックと同様にビーガンやグルテンフリーもごく自然に選択肢の一部となっている氣がします。


オーガニック、ローフード、ビーガン、グルテンフリー。これらがサンフランシスコでは特別なものではなく、ごく一般的な食材と同様に並んでいて、選択肢のひとつとして置いてあるんだというのが私の印象です。

日本もこんな風になったらいいのになって思います。

一部の健康思考の人だけ、お金の余裕のある人だけ、ガンなどの病気をして食事を変えなきゃいけない人、ダイエットや美容に関心が強い人のための食事。

そんなイメージがまだまだ強いですよね。

特別扱いではなく、ひとつの選択肢。


どうやったらもっとオーガニックが広がるかな?と二人で議論してたんですが、私たち自身が体現するってことが一番大事だという結論に至りました。

国を動かすとか市場を変えるとか、大規模なことを一人でやろうと思ったってそう簡単には変えられない。

変わらない事をいくらでも嘆くことも出来る。

でも、嘆いていてもなにも変わらない。

今すぐ私たちが出来ることって結局自分のライフスタイルにオーガニックを取り入れて「やっぱりオーガニックっていいよね」って実感して情報発信して、必要な誰かに届けていくことしかないなと。


これは、ふんわり糀家のビジョン『幸せの循環を創る人』の考えともリンクします。

国や周りの誰かが自分の世界を幸せにしてくれるのを待っていても変わらない。

幸せでないことを嘆いていてもなにも変わらない。

結局、今すぐ出来ることは自分の食事を変えて、自分自身を幸せにしていくことで、自分の周りや自分の置かれた世界を変えていくしかないんだ。

そう。やっぱり全ては自分の考え方、行動、習慣、生活、人生を変えることから世界は変わっていく。

ワクワクした人生も美味しい食材で溢れた食卓も、自分自身で創れるってこと!

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