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【イタリア留学_vol.16】珍しい食材とパスタの安さ&豊富さにびっくり!(2018/06/21)

今日も晩ごはんに『Spaghetti ae Pomodoro Scive Scive』という名前のシンプルなトマトパスタを作りました。

日本では”マリナーラ”と言われるものです。


とってもシンプルで簡単なのに、どうしてこんなに美味しくなるのだろうか・・・(私の腕ではなく絶対に素材の美味しさのおかげ)

でも、実は調子にのって塩を入れすぎて結構塩辛かったです・・・。それ抜きなら絶品だったな!笑


さて、今日はイタリアの食材について綴ります。

ご存知のとおりイタリアと言えばパスタ!

上の写真は、日本では滅多に売ってないジェノベーゼ専用の『TROFIE』という種類の細く短いねじったパスタです。


今日のクラスでこのパスタを使ってジェノベーゼを作ったんですが、濃厚なのにどんどん食べられる感動的な美味しさで、日本でも再現したい!と思ってこの専用パスタをスーパーで買って来ました。

これがなんと500gで0.5€!(約70円くらい)

楽天で調べてみたら、なんと800円超+送料でした。。。

10倍のお値段とは、びっくりです。


日本で言うならお米みたいな存在だから、当然パスタの値段がびっくりするほど安いわけです。

先日ブログにも書いたとおりスーパーのパスタコーナーがとんでもなく広いんです。(上の写真はパスタコーナーの一部)

種類も相当あります!写真の中だけでも20種類くらいはあるのでは??

このブルーのパッケージの『Barilla』というブランドは日本でもよく見かけるものです。

スパゲティなら日本でもどこのスーパーでも見かけるくらい馴染みがありますが、ジェノベーゼ専用の『TROFIE』の様に珍しいものだと手に入らないしお高い。


あと、パスタほどではないですがリゾット専用米も日本では手に入りにくい食材です。

日本のうるち米よりも粒が大きいのが特徴で、コシヒカリとかササニシキみたいに、リゾット米にも種類があります。

18分くらい煮込んで食べるんですが、ちゃんとほのかに芯が残ってアルデンテになるのが、凄い!さすがリゾット専用米です。


リゾット専用米の種類もこんなに色々あります。

あとは、リゾットだけでなくミネストローネに入れる用とか、ドルチェに使う用のお米もあります。

お米は主にイタリア北部で栽培されているのだそう。

イタリアでお米が作られてるなんて、なんかイメージが湧きませんけどね。笑


あと、日本ではおそらく乾燥して細かくなったものしか売ってないと思うのですが、セージをよく料理に使います。

セージのことをイタリア語ではサルビアと呼びます。

乾燥したものだと結構強い香りがするのですが、フレッシュのハーブは優しい香りで料理に爽やかな香りをつけてくれます。

今日もハンバーグと一緒に焼いたり、トマトにニンニクと一緒に乗せてサッと焼いて付け合わせにしたり、頻繁に登場する食材です。


次はこれ!なんだかわかりますか??

牛の第2胃袋で、日本語だとハチノス。

そう、トリッパです!


この写真ならわかりやすいですね。

トスカーナでは、トリッパも定番料理なので、ハチノスが普通にスーパーで売ってるんですって。

日本だとデパートか、お肉やさんにお願いしない限り手に入らないですし、下処理として3回ほど茹でこぼさないと臭くて使えないそうなので、なかなか扱いが難しそう。

フィレンツェでは既に下処理されたものが売っているので、手軽に料理ができるんだそうです。


トリッパのサラダも作りました。

すごく食べやすくオリーブオイルとの相性抜群でした!


最後はフェンネル!

これは、、、独特の香りが私は無理でした。。。

セロリのような、でもそれ以上に独特の香りが凄いんですよ。

フェンネルには実はオスとメスがあって、上の写真だと左がオス(スリムで固い)、右がメス(ぷっくりしていて柔かい)です。

フェルネルは生でも食べられるし、外側の少し固いところとジャガイモでポタージュを作ったり、ベシャメルソースにも合うらしいです。

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やっとブログの内容が今日の出来事に追いついてきました。笑

では皆さん、Ciao!

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