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ふと思う、ふんわり糀家の将来(2017/04/28)

いよいよ明日からGW!世間の空氣感もなんとなくワクワクしている氣がします。
そんな中、私は昨日から埼玉に帰省中です。

一部の生徒さまにはお伝えしたのですが、先月おばあちゃんが他界して、明日が四十九日なので前乗りして帰ってきているわけです。なにせ今日からは異常な程飛行機が高くなるし混雑するので、それを避けるためでもあります。


今回お土産として自家製のべったら漬けを持って帰ってきました。

Basic講座でも生徒さまに食べてもらって大好評だったのですが、「甘酒とみりんを使って、お砂糖は使わず、1週間かけて昔ながらの作り方で出来たべったら漬け」は最高に美味しいのです。

歯ごたえ最高。
ほどよい甘さでごはんに合う。
旦那さんには「これ、瓜?」と言われる。笑

もう高松ではだいぶ大根が終わってしまったので、次の冬にはもっとたっぷり仕込みたいです。

レッスンで仕込めたらいいですよね。次の冬には計画しようと思います。

甘酒パワーで乳酸菌たっぷりですし、そういえばこの1週間毎日べったら漬けを食べているので、お腹の調子もお肌の調子もいつも以上に絶好調です。

色々なものを手作りして思うのですが、自分が作ったものってやっぱり美味しい。

手間をかけるほどに、時間がかかるほどに美味しくなってゆくと思います。

だから、塩麹や醤油麹をヨーグルトメーカーでたった8時間で作る方もいるんだけど、私はそれは「NG」だと思う。

これはあくまでも個人の価値観だし、早く使いたい!って氣持ちも十分わかるのだけど。。

醤油や味噌もホンモノはシンプルな材料で、時間をかけて作られていて、工場生産で大量に安く作られたものは甘みや旨みが足りないから添加物で補っていますよね。

やっぱり急いで作られたもの(本来の微生物の働きをこちらが意図的にコントロールしたもの)はホンモノと比べて何かが足りないって感じてしまうと思うんです。

それでも「面倒くさい」「私は忙しいからそういうの絶対無理」って人はたぶんこのブログを読んでないからな。笑


あと、実は昨日の朝ごはんに母が水煮されたフキと筍を使っておかずを作ってくれたのですが、そこで1つ氣づいたことがあります。

フキも筍も下処理が大変な代表野菜だと思うので、旬を味わうということはすごく大切だし、そうやって氣を使っておかずを考えてくれることがとてもありがたい。

でも、水煮されたフキも筍も、春野菜の持つほのかな苦味(冬に溜まった身体の毒素を排出するために必要な苦味です)を全く感じることが出来なかったのです。

フキはほとんど野菜としての味がしなくて、人生で初めてフキを食べた人は「フキってイメージより全然苦くないんだ」って勘違いすると思う。

下処理が面倒って氣持ちも良くわかるし、私もサラリーマンだった頃はそんな余力がなかった。

やってみると大したことはないのだけど、それでも毎日忙しいと心の余裕がないし、パック詰めされた水煮とかカット野菜の必要性も理解はしている。

結局何が言いたいかって、ホンモノの食について学ぶ場所や学ぶ機会が増えたらいいなって思います。

具体的には、義務教育の中で一通りの野菜・魚・肉・乾物・発酵調味料などについての基礎知識が学べて味わえて体験できるようにするとか。(いきなり凄い大袈裟な話になってますね。笑)


まぁ、まとめてしまうと「食育」ってことになるのかもしれないけれど、塾とか習い事とかよりも「何を食べて生きていくか」がその子の人生にとても大きな影響を及ぼすって思うんです。

大人になってから学べる場所も必要。

やっぱり親が知らないもの、親が嫌いな食材、親が作らない料理は、子供も知らない、嫌い、食べないことに繋がると思う。

ふんわり糀家は、将来的にはそういう方向にいくのかもしれません。

義務教育になることを切実に願うより、自分がやってしまった方が早いですから。


***

最後に。

30日に高松へ帰る予定なのですが、実はフライト前に都内のある場所へ行ってきます。

腸がワクワクしていて(頭では色々とまた考えてますが)直感では「GO」サインが出てます。

また決まりましたらブログでご報告させていただきますね。

では皆様、よいGWをお過ごしください!















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